NEWS No.49(2026年度)
小林良祐講師(獣医学類)が公益財団法人秋山記念生命科学振興財団の2026年度研究助成金に採択
本研究助成は、北海道から発信する生命科学諸領域の基礎的研究分野を対象に、独創的・萌芽的な研究や課題に挑戦する若手研究者を支援するものです。
今回採択された小林講師の研究テーマは「哺乳類共通の着床因子STAT3を介したエンハンサー制御機構の解明」です。生命誕生の第一歩である「胚着床」のメカニズムを、エピジェネティクス(後天的な遺伝子制御)という最先端の視点から解明することを目指します。
小林講師は、自身が新たに樹立した独自のマウスモデルを駆使し、哺乳類共通の着床トリガーである転写因子STAT3が、ゲノム上のどのスイッチ(エンハンサー)を動かしているのか、その詳細な制御プログラムを特定する研究を進めます。
本研究の成果は、将来的に乳牛の受胎能診断や、新たな繁殖管理技術の革新へと直結する可能性を秘めています。北海道の基幹産業である酪農現場の「乳牛の受胎率低下」という深刻な課題の解決、ひいては世界の生殖・獣医学の発展に大きく貢献することが期待されます。
【関連】
◆公益財団法人秋山記念生命科学振興財団
https://www.akiyama-foundation.org/
◆小林良祐 講師(獣医学類・獣医解剖学ユニット)
https://www.rakuno.ac.jp/teacher/33383.html
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