NEWS No.147(2025年度)
さくらサイエンスプログラム「ワンヘルスと食品衛生の疫学研修」を開催しました
昨年、イギリスのオックスフォード大学薬剤耐性菌研究チームおよびバングラデシュのマイメンシン医科大学病院から、国際獣疫事務局(WOAH)食の安全コラボレーティングセンター長である本学獣医学類蒔田浩平教授(獣医疫学ユニット)宛てに共同研究の相談がありました。これを受けて、科学技術振興機構(JST)のさくらサイエンスプログラムに応募し、採択されました。
バングラデシュ人医師4名(うち一名がオックスフォード大学所属)、歯科医師1名の計5名が2026年2月22日(日)から28日(土)にかけて来日し、WOAH食の安全コラボレーティングセンターによる研修を受講しました。内容はコンピュータを用いた疫学と統計学の研修、薬剤耐性菌リスク評価グループワークおよび異なるステークホルダーが協働するワンヘルスのロールプレイゲームです。


2月26日(木)の午後4時から5時半にかけては、ウェビナー「資源が限られた国々での薬剤耐性菌問題に目を向けて」を開催し、蒔田教授が「ワンヘルスを推進する薬剤耐性菌リスク評価」について、オックスフォード大学のレファス・ファルザナ博士が「資源が限られた地域と豊かな国々の医療施設における薬剤耐性菌による疾病負荷の乖離」について講演を行いました。ウェビナーには日本を含むアジアだけでなく、アフリカの国々からも多数の参加がありました。

JSTさくらサイエンスプログラムでは、学術交流だけでなく、文化交流も推進しています。参加者は、江別市で茶道体験をした他、酪農学園大学合気道部の協力を得て合気道を体験しました。


大学での研修最終日には、蒔田教授も参加者と一緒にバングラデシュの民族衣装を身にまとって研修を行いました。

【関連】
◆酪農学園大学 WOAH 食の安全コラボレーティングセンター
https://rakuno-woahcentre.org/
◆獣医学類 蒔田 浩平 教授(獣医疫学ユニット)
https://www.rakuno.ac.jp/archives/teacher/9430.html
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