NEWS NO.148(2025年度)
堂地修教授「第58回宇都宮賞(酪農指導の部)」授賞式が開催されました
3月1日(日)、札幌市中央区の札幌パークホテルにおいて、公益財団法人宇都宮仙太郎翁顕彰会主催による「第58回宇都宮賞」の表彰式が開催されました。
本学 農食環境学群・循環農学類の堂地修教授(家畜繁殖学研究室)は「酪農指導の部」を受賞し、式典に出席しました。当日は、道内酪農関係者など約110名が出席し、受賞者の功績紹介の後、賞状および記念盾が授与され、会場は大きな拍手に包まれました。


宇都宮賞は、「北海道酪農の父」と称される宇都宮仙太郎翁の業績を顕彰し、その精神の継承と北海道酪農業の振興・発展に寄与した功績者を表彰する賞として、1968年度より毎年授与されています。酪農経営、酪農指導、乳牛改良の3部門が設けられており、道内酪農界で最高の栄誉とされる賞の一つです。
堂地教授は、牛の凍結受精卵を農家の庭先などの現場で融解し、そのまま移植できる技術「ダイレクト法」を開発するなど、家畜繁殖学分野における研究成果を広く社会に還元してきました。
また、全国各地での講習会や現場指導を通じ、長年にわたり酪農家や家畜人工授精師への技術指導に尽力してきたことが高く評価されました。
堂地修教授 受賞者 挨拶
「この度は栄えある宇都宮賞を賜り、大変光栄に存じます。これまで研究・教育活動を支えてくださった酪農家の皆様、関係者の皆様、そして共に取り組んできた多くの学生たちに心より感謝申し上げます。宇都宮仙太郎翁に師事し、酪農学園を創立した黒澤酉蔵翁がその精神を本学へ伝えられました。その志は今も酪農学園に脈々と受け継がれております。この度の受賞を励みに、両翁の教えを胸に刻み、酪農家の皆様に寄り添う研究と技術の普及に一層努めてまいります。」




授賞式後には祝賀会が開かれ、関係者が受賞者を祝福するとともに、北海道酪農業のさらなる発展に向け、和やかに歓談が交わされました。
なお、同賞の「酪農経営の部」は、大樹町(北海道広尾郡)の金曽千春氏((有)カネソファーム 代表取締役)が受賞されました。宇都宮賞を女性が受賞するのは51年ぶりとなります。金曽氏は北海道文理科短期大学(のちの酪農学園大学短期大学部、現在は廃止)の卒業生でもあり、現在はご子息の秀則氏(本学循環農学類卒業)と共に1156頭の乳牛を飼養しながら、地域の模範となる酪農経営を営まれています。
本学は今後も、酪農業の発展に寄与する教育・研究活動を推進してまいります。
【関連】
◆◆2026.0126 循環農学類の堂地修教授が令和7年度「第58回宇都宮賞」(酪農指導の部)を受賞しました
https://www.rakuno.ac.jp/43386.html
◆循環農学類 堂地 修 教授(家畜繁殖学研究室)
https://www.rakuno.ac.jp/teacher/9312.html
◆公益財団法人 宇都宮仙太郎翁顕彰会
https://www.holstein.or.jp/hhac/utsunomiya/
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