2025年度秋期キリスト教教育強調週間を実施

Date:2025.10.29

NEWS NO.78(2025年度)

2025年度秋期キリスト教教育強調週間を実施

2025年度秋期キリスト教教育強調週間 特別礼拝が10月28日、酪農学園大学附属とわの森三愛高校宗教主任の久保木 崇 先生を講師にお迎えして行われました。

久保木 崇先生からは「最も大いなるもの、愛 ―信仰と、希望と、愛、そのすべてはあなたへの神からの賜物」という主題でお話しいただきました。「そのままを受け止める愛、優しさの愛、厳しく叱る愛など愛の姿は様々です。恋愛や家族愛、人と人との愛、他者と関わる中で必要なものが愛であることは真実です。しかし、人間の愛は不完全なものなのです。それに対して、神様の愛は絶対に変わることがない愛として、私たちに与えられているのです。聖書はその神の愛を示した上で、信仰と希望と愛はいつまでも残る、その中でもっとも大いなるものは愛であると教えています。大学で学んでいる皆さんは、その神の愛を受け取り、それぞれがこれから進んでいく社会の中で、愛を携えて『三愛主義』と『健土健民』を実現して欲しいと思います」と語り、祈りを捧げました。

久保木 崇先生(とわの森三愛高校宗教主任)


前 奏  :ただみ神にのみゆだねまつる者は(J.S.バッハ作曲)
讃 美 歌:讃美歌第 453番(きけや愛の言葉を)
祈 り
聖 書  :コリントの信徒への手紙一 13章4−13節
さ ん び: 酪農学園大学聖歌隊
奨 励  :「最も大いなるもの、愛――信仰と、希望と、愛、
          そのすべてはあなたへの神からの賜物」
祈 り  
讃 美 歌:讃美歌21 88(心に愛を)
報 告
後 奏  :永遠なる朝の輝き(バイエル作曲)


【本日の聖書】
コリントの信徒への手紙一 13章4節~13節
4 愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。 5礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。 6不義を喜ばず、真実を喜ぶ。 7 すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。8愛は決して滅びない。預言は廃れ、異言はやみ、知識は廃れよう、 9わたしたちの知識は一部分、預言も一部分だから。 10完全なものが来たときには、部分的なものは廃れよう。 11幼子だったとき、わたしは幼子のように話し、幼子のように思い、幼子のように考えていた。成人した今、幼子のことを棄てた。 12わたしたちは、今は、鏡におぼろに映ったものを見ている。だがそのときには、顔と顔とを合わせて見ることになる。わたしは、今は一部しか知らなくとも、そのときには、はっきり知られているようにはっきり知ることになる。 13それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。 


【講師紹介】久保木 崇(くぼき・たかし)先生
 とわの森三愛高等学校宗教主任の久保木崇です。54歳、酪農学園での勤続年数は33年となりました。妻と大学生の娘1人の3人家族。元々は高等学校の公民科の教員でしたが、様々な現場を経験させていただいた上に、50歳にして聖書と神学を大学で改めて学ぶ機会を頂いて、今年から高校宗教主任の働きをさせて頂いています。高校では毎週1回、全校生徒での礼拝を行っています。高大合同礼拝なんて夢の企画、実現したらうれしいですね。


司式:小林昭博宗教主任

酪農学園大学聖歌隊


礼拝の終わりに、久保木 崇先生より酪農学園大学附属とわの森三愛高校機農コースの生徒が考案し森永製菓から販売された「牛さんのイチオシハイチュウアソート」を参加した皆さんへプレゼントしていただきました。久保木 崇先生、ありがとうございました。



【関連】
◆2025.10.22「2025年度秋期キリスト教教育強調週間のお知らせ」
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/41076.html
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 https://www.rakuno.ac.jp/archives/37848.html
◆2025.05.21「2025年度春期キリスト教教育強調週間のお知らせ」
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◆酪農学園大学キリスト教教育
 https://rakuno-ce.org/