NEWS No.157(2025年度)
2025年度学位記授与式を挙行
3月19日(木)、酪農学園大学健民館2(体育館)にて、2025年度学位記授与式が執り行われ、560名(学群531名、大学院29名)が新しい門出を迎えました。

式は、小林昭博宗教主任の司式のもとキリスト教の礼拝形式で行われ、オルガンの前奏、招詞(招きの言葉)のあと、讃美歌21 532番を歌い、聖書(マルコによる福音書 4章35~41節)朗読、祈祷が捧げられました。その後、岩野英知学長より学群学類・大学院の総代に学位記が授与されました。

学長の式辞

岩野学長は式辞の中で、本学の建学の精神である「三愛精神」や「健土健民」に触れながら、これからの社会は人口減少やAI・ロボット技術の進展により大きく変化していくことを示しました。その中で、特に農業分野は担い手の減少という課題を抱える一方で、大きな可能性とチャンスが広がっていると述べました。また、皆さんにはAIやロボットなどの最先端技術を活用しながら新しい農業の形を切り拓く存在となり、「酪農」から「楽農(らくのう)」へと変革を進めてほしいと期待を寄せました。さらに、本学の同窓生としてのつながりを大切にし、対話(ダイアローグ)を重ねながら挑戦を続けてほしいと激励しました。そして最後に、それぞれの分野で豊かな人生を切り拓いていくことを願い、卒業生へはなむけの言葉を述べました。
※全文はこちらから⇒https://www.rakuno.ac.jp/44758.html
証詞
卒業生代表
環境共生学類 鍜冶真秀さん(水質化学研究室・札幌日本大学高校出身)
鍜冶さんは「入学当初は知り合いもおらず、不安な気持ちで大学生活が始まりました。しかし、授業や日々の学生生活を通して少しずつ友人ができ、気づけば共に支え合える大切な仲間と出会うことができました。1年次に行われた基礎ゼミ農園での活動では、仲間と力を合わせて作業に取り組み、協力することの大切さや、共に目標を達成する喜びを学びました」と振り返りました。また、「酪農学園大学での学びは教室の中だけにとどまらず、豊かな自然に囲まれた環境の中で、生命、食、環境について実践的に学び、自然と人とのつながりの大切さを実感する機会を数多く得ることができました。3年次には講義に加えて実習もより専門的かつ実践的な内容となり、多くの知識と技術を学ぶことができました。とりわけ洞爺湖での実習では、沿岸やボート上からの湖水採取や水質観測、河川水の採取や採泥を行い、作業内容や手順を互いに確認し合いながら取り組む中で、専門的な知識や技術、正確さや責任感について多くのことを学びました」と学生生活での学びを述べました。さらに、「4年次の卒業研究では、指導教員である中谷教授をはじめ、先輩、同期、後輩の皆さんに多くのご指導や助けをいただきました。卒業研究は決して一人で進められるものではなく、多くの方々の支えがあってこそ成り立つものであると実感しました」と述べ、「共に学び、悩み、時には笑い合いながら過ごした仲間の存在は何にも代えがたい大きな財産であり、これから先の人生においても支えとなる」と振り返りました。そのうえで、「これからそれぞれの道へと歩み出しますが、酪農学園大学で培った知識と経験を力に変え、困難に直面した時には大学での学びや仲間との日々を思い出しながら、前を向いて歩んでいきたい」と今後の決意を述べ、最後に先生方や家族への感謝の意を表しました。
理事長のあいさつ

髙島理事長は、酪農学園の創設者・黒澤酉蔵の言葉を引用し、「酪農を通して全人類の福祉向上に貢献し得る人材を育成する」という本学の使命に触れながら、卒業生に対し、大学での学びが真に身についているかを問いかけるとともに、その答えはこれからの卒業後の歩みの中で示されていくものであると述べました。また、「これからが真の『実学修得』の始まりである」とし、聖書の「一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それは一つのままである。しかし、もし死ねば、多くの実を結ぶ。」という言葉を紹介しました。この言葉について、自分の殻を破り、新しい環境に飛び込み、変化し続けることの大切さを示すものであると説明し、不安や困難に直面したときこそ逃げずに向き合い、学び続け挑戦していくことの重要性を強調しました。さらに、建学の精神である三愛精神や健土健民の理念に触れ、「真理の追求をやめないこと」「より善い社会をつくり続けること」は、自らが現場に飛び込み成長していくことで実現されるとし、恐れずに一歩を踏み出してほしいと激励しました。最後に、卒業生一人ひとりがそれぞれの場所で成長し、豊かな実を結ぶことへの期待を述べ、はなむけの言葉としました。


















農食環境学群
| 循環農学類 | 第12回卒業生 | 170名 |
| 食と健康学類 | 第12回卒業生 | 78名 |
| 環境共生学類 | 第12回卒業生 | 92名 |
獣医学群
| 獣医学類 | 第10回卒業生 | 118名 |
| 獣医保健看護学類 | 第12回卒業生 | 73名 |
大学院 酪農学研究科
| 食生産利用科学専攻博士課程 | 第31回修了生 | 1名 |
| 酪農学専攻修士課程 | 第54回修了生 | 15名 |
| 食品栄養科学専攻修士課程 | 第28回修了生 | 2名 |
大学院 獣医学研究科
| 獣医学専攻博士課程 | 第54回修了生 | 7名 |
| 獣医保健看護学専攻修士課程 | 第8回修了生 | 4名 |
【参考】
◆2025.03.19「2024年度学位記授与式を挙行」
https://www.rakuno.ac.jp/36819.html
◆2024.03.14「2023年度学位記授与式を挙行」
https://www.rakuno.ac.jp/32155.html
◆2023.03.16「2022年度学位記授与式を挙行」
https://www.rakuno.ac.jp/26653.html
◆2022.03.17「2021年度学位記授与式を挙行」
https://www.rakuno.ac.jp/20759.html
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