NEWS No.75(2026年度)
藤木純平講師(獣医学類)が先進ゲノム解析研究推進プラットフォームの2026年度支援課題に採択されました
藤木純平講師(獣医学類)が、文部科学省・日本学術振興会 科学研究費助成事業(科研費) 学術変革領域研究「学術研究支援基盤形成」先進ゲノム解析研究推進プラットフォーム(先進ゲノム支援)の2026年度支援課題に採択されました。
「先進ゲノム支援」は、最先端のゲノム解析及び情報解析のシステムを整備し、科研費課題から公募により選定された課題の支援等を通じて、我が国のゲノム科学ひいては生命科学のピーク作りとすそ野拡大を進めることを目的としています。
支援対象課題
科研費 基盤研究(B)「進化学的トレードオフによる革新的ファージ療法の創出」
(研究代表者 藤木純平)
支援内容の概要
採択された藤木講師の支援内容は、ファージ感染から逃れる能力を獲得するが、その代償に特定の抗菌薬に感作される標的病原細菌株(すなわちファージ耐性と抗菌薬感作の進化的トレードオフが成立した病原細菌株)の包括的な全ゲノム解析を試みるものです。「先進ゲノム支援」による最先端のゲノム解析技術を活用することで、ファージに耐性化しても抗菌薬が効き易くなる分子基盤の理解をゲノムスケールで拡張し、そのような病原細菌変異体が有するゲノム構造の特徴や普遍性、可塑性を紐解くことを目指します。
得られたゲノム特性に関する成果から、ファージ耐性が出ても病原細菌に不利な代償を負わせるファージ治療設計をゲノム構造上の制約から解明します。また、病原細菌がファージからどう逃げるかまで先回りし、「逃げ道(=ファージ耐性進化)」そのものを治療設計に組み込むゲノム背景を確立することに役立てられます。これらを通し、標的病原細菌集団の進化的制御を組み込んだ次世代型ファージ治療基盤の形成に寄与することが期待されます。
【関連】
◆文部科学省・日本学術振興会 科学研究費助成事業 学術変革領域研究「学術研究支援基盤形成」
先進ゲノム解析研究推進プラットフォーム
https://www.genome-sci.jp/guidance
◆獣医学類 藤木 純平 講師(獣医生化学ユニット)
https://www.rakuno.ac.jp/archives/teacher/9461.html
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