NEWS NO.130(2025年度)
本学発8頭目の候補種雄牛の生産を目指して
本学のフィールド教育研究センター 肉畜生産ステーション肉牛施設(元野幌農場)は1月8日に計画交配により生産した黒毛和種の雄子牛を、一般社団法人 ジェネティクス北海道様に候補種雄牛として譲渡しました。
今回、譲渡した雄子牛の父は知恵平安(ちえひらやす)で、令和7年8月期新規検定済み種雄牛として一般共用が開始され、母:「あちゃこ3」(父:梅栄福 ゲノム育種価:AHHHHH AA、82.8点)は、12月に同じく産子を候補種雄牛として一般社団法人 ジェネティクス北海道様に譲渡した「たつひめ4」の妹です。この姉妹はゲノミック評価値が高く、それぞれ候補種雄牛を生産でき、今後、活躍することを期待しています。

本候補種雄牛の母「あちゃこ3」の家系
・ 母「りな30、高85.0点(父:勝平1)」
・ 祖母「かりん28、高87.6点(父:勝早桜5)」
・ 曾祖母「もも26、高84.8点(父:百合茂)」
・ 高祖母「のぶこ21、基81.6点(父:安福久)肉牛施設の第一世代基幹牛
りな30、かりん28、もも26は3代高等登録で、共進会においても優秀な成績を収めており、能力と好体型を兼ね備えた当農場を支える優良家系です。
「あちゃこ3」の姉「たつひめ4」85.1点(父:英貞)の初産の雄子牛「拓夢平、87.2点、父:拓忠平」は2026年2月より現場後代検定用の交配が開始されます。
2産目の雄子牛(父:知恵莉奈)は2025年12月に候補種雄牛として一般社団法人 ジェネティクス北海道様に譲渡しました。
元野幌農場では、開設(2008年)から現在までに7頭の候補種雄牛を輩出しています(黒毛和種6頭、日本短角種1頭)。このような成果は、長年の計画的な牛群整備の取組成果の一つといえます。日頃からゲノム育種価による科学的知見と体型得点を考慮した計画交配を教職員と学生が進め、地道な飼養管理改善の努力と牛群整備の積み重ねが候補種雄牛の生産の大きな力となりました。今後も関係者の皆様のご協力・ご指導を賜りながら牛群整備を進めるとともに、市場性の高い子牛・肥育牛の生産を通じて、引き続き生産者の方々の経営安定に貢献できる種牛生産を目指してまいります。
【問合せ先】
〒069-8501 江別市文京台緑町582番地
酪農学園大学農食環境学群循環農学類
家畜繁殖学研究室 堂地 修
電 話:011-388-4845
FAX:011-388-4845
E-mail: dochi@rakuno.ac.jp
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【参考】
◆フィールド教育研究センター肉畜生産ステーション
https://www.rakuno.ac.jp/outline/farm.htm
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