獣医保健看護学類3年生がナガイ獣医サービスで学外実習

Date:2022.11.11

NEWS NO.39(2022年度)
獣医保健看護学類3年生が
ナガイ獣医サービスで学外実習

 酪農学園大学は、「生きるを学ぶ。学びが生きる。」をキャチフレーズに実学教育を行っています。獣医学群獣医保健看護学類では、3年次から4年次にかけ、「総合看護実習B」において学外実習を課しています。この実習では、学内実習とは違った現場特有の緊張感と実習であっても即時性が求められます。実習開始に当たっては、まず学生が自ら実習先を選択し、動物病院について調べることから始まります。次に実習依頼の交渉、事前準備などと進めていきます。そして実習本番では緊張がマックスです。しかし学生にとっては、実り多い実習といえるでしょう。
 今回、本学類3年生の外崎百合香さん(動物生命科学ユニット所属/指導教員:林 英明教授)は、生産動物病院であるナガイ獣医サービス(永井文紀院長、北海道北広島市南の里48-1)で実習を行いました。この動物病院は、牛、馬、豚、羊、山羊の一般診療に加え、牛人工授精、牛胚移植を専門とする石狩地区では、有名な生産動物に特化した病院です。外崎さんは、将来生産動物に関連した職業に就きたいと考えおり、既に牛削蹄師資格取得にチャレンジしています。そして4年次では牛人工授精師の資格も取得したいと今から意気込んでおり、この病院で実習することを選んだそうです。外崎さんの他に2名の学生が、この永井院長の生産動物病院で実習する予定になっています。
 本学は大自然に囲まれた北海道に立地しています。そして生産動物、野生動物、伴侶動物とさまざまな生き物が共存した土地柄です。動物看護を学ぶ学生にとっては、生きた教材の宝庫といえるでしょう。今回の実習を快く引き受けてくれた永井院長、今後ともご指導よろしくお願いします。
                            

(文責 菅野 美樹夫特任教授)

直腸検査をさせてもらう

解るかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


病院の裏で牛が飼育されている(黒毛和種

病院の裏で牛が飼育されている(ホルスタイン種)