17年ぶりの快挙!YOSAKOIサークル”祭”(らくの~ず)がファイナル優秀賞を獲得!!

Date:2023.06.16

NEWS NO.16(2023年度)
17年ぶりの快挙!YOSAKOIサークル”祭”(らくの~ず)がファイナル優秀賞を獲得!!

酪農学園YOSAKOIサークル”祭”(通称:らくの~ず)が、6月11日に開催されたYOSAKOIファイナルステージで優秀賞を獲得し、17年ぶりの快挙となりました!

ファイナルステージでの演舞


サークル代表の半田 一稀さん(環境共生学類3年 環境法研究室所属)にインタビューしました。
出身地 札幌市手稲区
高校名 札幌稲雲高校

サークル代表の半田 一稀さん

◆YOSAKOI始めたきっかけ
小学校の頃からダンスを習っていて大学でも踊りたいと思い、入学して間もなく軽い気持ちでYOSAKOIサークルの体験に行き、熱のこもった勧誘に押されて入部したことがきっかけになりました。先輩たちに囲まれて、その場で断れませんでした(笑)

◆代表になって
昨年8月から代表を引き継いで、いつも心掛けていることは、人の気持ちを考えてみんなを楽しませながらやる気にさせる(笑)
普段の練習でも裏方の仕事でも、業務的になると人の気持ちに寄り添えず、自分主義になってしまったり、モチベーションが低下することがあります。人数の多いサークル、人が集まらないと何もできないサークルだからこそ、チームのみんなの気持ちを汲み取りながら、意欲的にポジティブな気持ちで活動することを心掛けています。

◆テーマ「我道」とは
自信を持って己の道を突き進めいう意味もありますが、希望や心の葛藤など誰もが経験したであろう感情も表しています。誰もが経験したことのある感情だからこそ、良い意味で観客にも気持ちを伝えやすく、より感動を届けられると思います。夢路に向かっていく若人の熱量を伝えたいという想いから、学生にしか表現できない熱い演舞をつくりあげました。

◆クラウドファンディング
昨年から始めました。コロナ禍が長期化したので部員募集もうまく出来ず、部費もいつしか減り、作品制作の危機に!
今年は早くに目標金額に達することが出来ました。この場をお借りして、一同、皆さまの温かいご支援に感謝申し上げます。
なお、こちらは今後の運営の積み立て資金とさせていただきます。

◆優秀賞受賞した感想
らくの〜ずは、振りや構成、衣裳のデザイン、歌の作詞など作品制作を自ら行うことを伝統としています。今年は、歌い手もチームメンバーが担い、作品テーマが書かれた大旗も手書きで手作りしました。
現在部員57名のうち12名の運営スタッフがいて、代表、総務班、踊り班、衣裳班、企画班などに分かれて運営や作品制作を分担しています。
このように、自分たちで一から作った作品が、たくさんの人に披露でき、ファイナル優秀賞に選ばれたことはとても誇りに思います。
ファイナルステージ選考の連絡が予定の時間を過ぎても来なくて、移動中にドキドキしながら待ちわびました。
ファイナル審査に進出するのは17年ぶりの快挙となり、すぐには実感が湧かず信じられませんでした。メンバー全員にその報告をした時、周りには、見知らぬ顔ぶれも混じって取り囲んでいました。卒業生の皆さんでした。僕たちの応援に駆けつけてくださって、チームのメンバーも卒業生の先輩方も心から喜んでくれている姿を見て、じわじわと実感が湧いてきて、嬉しいなんて一言では言い表せられない程、歓喜に湧きました。チームのみんなで涙を流しながら喜んだあの時間は忘れられません。
ファイナルに行くと前々から宣言していたので、嬉しさと同時に、良かったーという安心感も強かったです(笑)

◆次の目標
7月末で僕は代表の任期を終えます。責任を果たせ、ほっと胸を撫で下ろす気持ちもあります。これで、よさこいの他にも色んなことができて、自分の大学生活にも広がりが持てるかなと思います(笑)その反面、これまで一心不乱に熱中していたものが終わる淋しさも感じます。
代表の任期を終えても、チームや後輩たちの成長を見届けサポートしたいと思いますが、これから新しい目標がみつかるのかな。今は想像がつきません(笑)

◆後輩へのメッセージ
2年間チームスタッフをやらせていただき、人として成長できる機会を与えてもらったと思っています。
何を言われても簡単に心が折れなくなった。心が強くなって、キャパが広くなった気がします(笑)人との関わり方やまとめ方も勉強できたし、責任感や行動力も身につきました。
代表になってからの1年は、楽しいことも辛いこともとにかく全ての経験をプラスに捉える考え方を養いました。
大学生のうちに辛いこと、嫌なことをたくさん経験するのは、逃げたくなることもあったけど、多くのことを学べるとても貴重なことだと思えるようになりました。
辛い経験も自分の成長になるんだと思って耐え抜くと、踊りができる、仕事ができる、肩書きをもつ、偉そうな態度をとることに意味はなく、最後には人と人のつながり。人とのコミュニケーションが一番大事ってことに改めて気付けると思います。
いつでも人との縁を大切に、何事も自分のために繋がると思って、前向きに頑張ってほしいと思います!