酪農学園創立90周年記念礼拝・記念講演会を開催

Date:2023.09.28

NEWS No.36(2023年度)
酪農学園創立90周年記念礼拝・記念講演を開催

酪農学園創立90周年記念礼拝・記念講演会が9月23日(土)、黒澤記念講堂にて行われ、生徒・教職員、同窓生など約200名が参加しました。
キリスト教の礼拝形式で、朴美愛宗教主事の司式により、讃美歌352番、聖書朗読(ヨシュア記1章5節~9節、マタイによる福音書7章13節~14節)、「命に通じる歩み続ける道」~「三愛主義」と「健土健民」に基づく教育の使命~と題して奨励しました。続く、記念講演には、侍ジャパンヘッドコーチの白井一幸氏を迎え「強い組織の作り方について」と題して講演いただき、野球部生徒や同窓生に語り掛けながら秘話や冗談も交え、会場には時折笑いが沸き起こるなど、終始和やかな雰囲気で90周年を迎えました。

◆司会進行:岩井学園事務局長
・永眠者追悼祈祷

◆記念礼拝 奨励「命に通じる歩み続ける道」~「三愛主義」と「健土健民」に基づく教育の使命~

朴美愛宗教主事からは、本学園の正門である「狭き門」や「希望の塔」を紹介しました。

「聖書には【狭き門から入りなさい】とあります。決して入り難い門ということではありません。入り難いよりは、多くの人が入らない門です。「狭き門」は命に通じる門だと。ここでは、門と道は「人の生き方」として語られています。イエス様は本当に生き生きとした命の豊かな人生を生きるためには、あえて「狭い門」に入り、「細い道」を歩くことが必要だと考えたからです。また、酪農学園の正門は「狭い門」と名づけられています。その「狭き門」に入って、真っすぐに歩いていくと「希望の塔」と名づけられた塔があるのです」と解説しました。

これまで90年間の歩みや、新たな未来として、本学園が現代にいのちを生み出し、いのちを支える働きが出来る人々を社会・世界に送り続けることが出来るように、またより大きな感謝と喜びをもって創立100周年を迎えることができるようにと祈りを捧げました。

◆記念講演「侍JAPAN ヘッドコーチに学ぶ、強い組織の作り方」

白井一幸氏より、チームビルディングにおける目標・目的の設定やチーム全員の共有や、役割と責任の全うすること、人間の本質にファンとの関係など、さまざまな視点からご講演いただきました。

◆髙島英也理事長あいさつ

講演終了後には、7月より就任した髙島英也理事長より、創立者黒澤酉蔵翁の紹介とともに、当時の情熱に燃え動き回っていた頃に思いを現代に蘇らせることの重要性を訴え、自らの行動宣言として、「なぜ?これでいいのか?ほんとうにそうか?Ask!声を上げよう!相談しよう!組織の仕切りなんか関係ない!一緒に!汗をかこう!」を提言し、全員がリーダーとなって行動することで最適な組織が出来上がるという考えを述べました。


◆生徒の感想
とわの森三愛高校野球部
機農コース1年 重原 一紗さん

「白井さんのお話しの中で、学んだことを実行する!という言葉が一番心に残りました」と話しました。





閉会後は、酪農学園同窓会の加藤清雄会長と酪農学園同窓会校友会の野英二会長が同窓生を中央館屋上へと案内し、変わりゆく景色に思いを馳せました。



【参考】
酪農学園80周年