本学 獣医学類6年 太田葉瑠さんが第162回日本獣医学会で奨励賞を受賞

Date:2019.10.25

NEWS NO.61(2019年度)
本学 獣医学類6年 太田葉瑠さんが第162回日本獣医学会で奨励賞を受賞

9月10日から12日、つくば国際会議場で開催された第162回日本獣医学会学術集会において、本学獣医学群獣医学類6年の太田葉瑠さん(獣医生理学ユニット,指導教員 北村浩教授)が日本獣医学会生理学・生化学分科会奨励賞を受賞しました。本学獣医生理学ユニットからは3年連続受賞の快挙となりました。

本学 獣医学類6年 太田葉瑠さんが第162回日本獣医学会で奨励賞を受賞

太田さん達は、「筋芽細胞におけるUSP2によるミトコンドリア機能制御」という演題の発表を行い、USP2という酵素が、筋肉の前駆細胞である筋芽細胞のミトコンドリアの活動を制御していることを明らかにしました。USP2は酵素のため、薬物による活性の調節が可能です。今後は、USP2がどのような分子機序でミトコンドリアに作用するかを明らかにすることで、ザルコペニアなどの筋萎縮性疾患治療や筋再生治療の新たなアプローチを導き出せると考えられます。

太田さんは「今後は臨床獣医師を目指しています。研究をしていくなかで、自分の立ち位置を明確にして取り組む事の大切さを学びました。また、今回の受賞によって、人々に分かりやすく伝えるためには広い視野を持つことが重要だと実感できました。これからは広い視野を意識し、立ち位置を確かめながら仕事ができたらよいと考えています。今回の研究テーマもそうですが、難しいことをわかりやすく伝えるということを意識しながら、今後の生活や仕事にも研究したことを役立てていきたいです。」と今後の抱負を述べました。

また、指導した北村教授は受賞にあたり「学生達が思い思いに努力したことが評価され、獣医生理学ユニットとしては、3年連続で栄誉のある賞を受賞できてとても光栄に思っている。USP2を中心とした生活習慣病における研究はやるべきことはまだ多くあると考えている。今回の受賞を励みとしてさらに研究を進め、社会の役に立つような研究を展開していきたい」と述べました。

本学 獣医学類6年 太田葉瑠さんが第162回日本獣医学会で奨励賞を受賞