学内開催初の2級認定牛削蹄師認定資格試験に学生17名がチャレンジ!

Date:2019.10.24

NEWS NO.59(2019年度)
学内開催初の2級認定牛削蹄師認定資格試験に学生17名がチャレンジ!

10月16日と17日の2日間、2級認定牛削蹄師資格講習会および認定試験(公益社団法人日本装削蹄協会主催、北海道牛削蹄師会協賛)が行われました。試験は通常、北海道では訓子府会場のみの開催で、今回本学での開催は初めてとなります。大学から学生16名と附属とわの森三愛高校から生徒1名の計17名が、牛削蹄師(うしさくていし)の資格取得に向けチャレンジしました。そのうち体力的に厳しいと言われる女子学生が5名(獣医保健看護学類3年生4名、循環農学類3年生1名)と、過去最多の受験となりました。

学内開催初の2級認定牛削蹄師認定資格試験に学生17名がチャレンジ!
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9月から本格的な実習が開始され、技術指導に関しては、昨年に引き続き獣医学類生産動物医療分野の阿部紀次獣医臨床教授が、学科については、獣医保健看護学類生産動物看護研究室の菅野美樹夫教授が担当しました。準備期間が短かったせいもあり、実技トレーニングは土・日曜日や、平日は授業終了後の午後4時半から開始されました。

学内開催初の2級認定牛削蹄師認定資格試験に学生17名がチャレンジ!
学内開催初の2級認定牛削蹄師認定資格試験に学生17名がチャレンジ!

10月に入ると日没が早く、外は薄暗くなっていました。酪農ステーションの協力を得て、薄暗い牛舎の脇でサーチタイトを灯しながら、また雨の日は動物診療センターの実習牛を用いて行いました。学生は必死に重たい牛の肢を力の限り持ち上げ、足蹴りを受けながら汗だくになって蹄(つめ)を削る練習を続けました。

学内開催初の2級認定牛削蹄師認定資格試験に学生17名がチャレンジ!
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学内開催初の2級認定牛削蹄師認定資格試験に学生17名がチャレンジ!
学内開催初の2級認定牛削蹄師認定資格試験に学生17名がチャレンジ!

特に江別市内にある久津間装削蹄所の久津間正登指導級認定牛削蹄師は、白樺祭など平素からお世話になっており、今回は最も大切な部分を献身的にコーチングしてくださいました。心より感謝申し上げます。その結果、少しできる学生は、途上の学生を助けるという自然に良いチームワークが出来上がりました。

学内開催初の2級認定牛削蹄師認定資格試験に学生17名がチャレンジ!
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講習会及び認定試験は、2日間に渡って行われました。1日目午前中は、牛解剖学、削蹄理論及び家畜衛生学などの学科に関する講義、午後からは学科試験。そして学科試験終了後は、刃物を研ぐ講習が行われました。

2日目は、いよいよ生体牛を使っての削蹄試験です。まずは指導級認定牛削蹄師によるデモンストレーションから始まり、その後受験者は2人1組となって右前肢と左後肢、左前肢と右後肢の組み合わせで試験されます。対象となる生体牛は、乳牛の育成牛です。持ち時間は一人40分。肢の挙げ方と保持、刀の使い方と削り方など細かく採点されます。持ち時間内に基本操作を確実に行えることが2級認定牛削蹄師の合格要因です。一人ひとりの技能を2名の審査員によりチェックされます。緊張の一瞬です。日頃練習してきた成果が試される時です。

学内開催初の2級認定牛削蹄師認定資格試験に学生17名がチャレンジ!
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最後に、2日間学生は、全員真剣に講習と試験に向かい合っていました。特筆すべきは、女子学生のパワーです。「女性だから無理ということは無い」、ということを教えられました。まさに酪農学園大学スピリッツを感じました。まずはお疲れ様でした。合格発表は、12月とのこと。受験生全員が合格し、晴れて2級認定牛削蹄師の資格を取得されることを期待します。
そして学内では初めての2級認定牛削蹄師資格講習会及び認定試験を終え、本学には削蹄に興味のある学生が少なからず居ることが分かりました。来年もこのような機会が持てるよう各方面に働きかけたいと考えています。

文責:獣医保健看護学類  生産動物看護研究室 菅野美樹夫教授