「ヒグマの出没に関する酪農学園大学の考え方と取り組み」佐藤喜和教授からの説明

Date:2019.07.22

7月20日(土)、21日(日)に本学において、オープンキャンパスを開催しました。当日は天気にも恵まれ、北海道内はもちろん、道外からも多くの来場者にお越しいただきました。開会に先立ち、佐藤喜和教授(環境共生学類長,野生動物生態学研究室)から本学キャンパスの裏にある北海道立野幌森林公園に出没しているヒグマについて、「ヒグマの出没に関する酪農学園大学の考え方と取り組み」と題して説明がありました。 佐藤教授から、出没・目撃箇所の経過、実習で設置したビデオに撮影された動画の紹介、人を避ける行動特性について説明がありました。そして、本学は建学の精神に則り、持続可能な到達目標であるSDGsに取り組んでいることについて言及され、環境との共生は、「自然との共生」「野生動物の保全」というGlobalな視点が必要であり、一方で、「みどり豊かな暮らし」「安全安心な暮らし」「農作物や家畜を守る」というLocalな視点、そのバランスをとるために、クマの生活圏と人の生活圏とを分けて考えるゾーニングと、正しい知識と対策方法を身につける普及啓発が重要であることが話されました。  

  【参考:SDGsについて】酪農学園大学社会連携センター(SDGsと社会連携センター)  https://exc.rakuno.ac.jp/greeting.html?id=greeting02