NHK『ほっとニュース北海道』の生中継 「出没情報が続発!ヒグマにご用心」に出演
Date:2019.06.11
NEWS NO.15(2019年度)
NHK『ほっとニュース北海道』の生中継「出没情報が続発!ヒグマにご用心」に出演
環境共生学類の佐藤善和教授(野生動物生態学研究室)と同研究室4年阿保秀都さんが、6月3日(月)18時40分頃放送の、NHK『ほっとニュース北海道』の生中継コーナー「出没情報が続発!ヒグマにご用心」に出演しました。
札幌市からの依頼で市内に出没するヒグマの調査・研究を行っている佐藤教授が、ヒグマの通り道として監視と対策を行っている札幌市南区の河川敷から、ヒグマ対策についてNHKの岩尾亮リポーターのインタビューに答えました。
<インタビューの一部内容>
今年、札幌市内でのヒグマの出没情報が例年の3倍になった理由の一つには、人目が多い場所のため同じ個体が何度か発見されていることが考えられます。
クマはこういった緑道や川をつたって人の住むエリアに移動するため、通学通勤やジョギングの際の注意点としてイヤホンをしているとクマの気配にきづけないので気をつけてください。
また、森へ入るときは細心の注意を払いつつ、装備も備えましょう!
佐藤教授の研究グループでは、クマよけの鈴や笛はもちろん、クマ撃退用のスプレーを携行しています。カバンには入れず、腰に下げてすぐに噴射できるよう、日ごろから訓練しています。万が一スプレーの的が外れた場合は、絶体絶命の緊急ポーズを取ります。うつ伏せになり内臓を地面に、背中はリュックで守ります。首の後ろで手を組み、腕で頭と頸動脈を守ります。