株式会社丹波屋100周年記念北海道農業支援奨学金採用決定授与式を開催

Date:2024.07.30

NEWS No.24(2025年度)を開催
株式会社丹波屋100周年記念北海道農業支援奨学金採用決定授与式を開催

2024723()、学生ホールにて株式会社丹波屋100周年記念北海道農業支援奨学金採用決定授与式が執り行われました。

 

今年の採用決定者は10名となり、そのうち9名が出席し、教育センター津川学生支援課長司会の下で進められました。

津川裕一 学生支援課長

始めに、株式会社丹波屋代表取締役社長の勝間真也様よりご挨拶をいただきました。

株式会社丹波屋 代表取締役社長 勝間真也 様

当社は1913年(大正2年)に、旭川で肥料を販売する会社として設立され、今年で111年目になります。今は札幌に本社があり、全道に8か所営業所があります。昨年の売り上げが720億円で、その内600億円ほどが農業関係の肥料・農薬・農業資材・牛の餌、そして農家の皆さんが生産した玉ねぎやじゃがいもを購入してそれを本州の方へ送るといった取引をさせていただいております。2013年、ちょうど当社の100周年を記念しまして、北海道農業を担う人材育成のため、酪農学園大学さんの奨学金を設立させていただきました。当社は230人ほど社員がおりますが、そのうち37人が酪農学園大学出身で約16%を締めています。第1回の奨励金を授与した学生の中で、当社に入っていただき活躍している人もいます。皆さんも出来れば卒業後に農業関係の仕事についていただきたいと思いますし、北海道農業の未来を背負う様に一生懸命勉学に励んでいただきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
本日は誠におめでとうございます。

勝間社長ご挨拶の後、奨学生証の授与が行われました。

 

授与後は、継続学生と新規学生からそれぞれ挨拶がありました。

大友 響さん(循環農学類4年)

[継続採用学生代表挨拶:大友 響(循環農学類4年)]
この度は、丹波屋様、私たちにご支援をいただき誠にありがとうございます。奨学生を代表してお礼申し上げます。丹波屋様が100周年を記念して奨学制度を設立してくれたことで、私たち酪農学園大学生は勉学に励むことが出来ております。3年生は残り1年半、4年生は後学期残り半年の間、短い時間ではございますが、丹波屋様のご支援に恥じぬ様、勉学に励んで参りますので、よろしくお願いいたします。

 

藤原 紗来さん(食と健康学類3年)

[新規採用学生代表挨拶:藤原 紗来(食と健康学類3年)]
この度は新規で奨学採用していただき、誠にありがとうございます。3年生はこれからテスト期間に入ったり、夏休みに向けてインターンシップや実習が入っていることから、どうしてもアルバイトなどの時間が削がれてしまうため、このような機会をいただき大変ありがたく思っています。私を含め、今回採用された皆さんは、将来北海道農業や農業関連において様々活躍していきたいと思っておりますので、残り1年半をしっかりと勉強して参ります。この度は本当にありがとうございました。

 

最後に教育センター学生支援担当部長の澤本卓治教授より挨拶をいただき閉会となりました。

教育センター学生支援担当部長 澤本卓治 教授

本学を代表しまして、株式会社丹波屋様の勝間社長に深くお礼申し上げます。経済・社会情勢が厳しい中、2019年度から奨学金制度を開始しまして、現在にいたるまで20名を超える奨学生の方々に奨学金をいただきました。心よりお礼申し上げます。学生さんにつきましては是非、勉学に励んでいただきたいと思っております。私も学生と接しておりますので色々な厳しい状況を承知しておりますが、このように大学に入学して、ご両親をはじめ色々なご支援をいただいて、更にこのような奨学金をいただけるという状況は、大変ありがたいことだと思います。ですので、丹波屋さんの奨学金の名に恥じぬ様、将来北海道農業において、直接的・間接的に貢献出来るように学生さんたちには頑張っていただきたいと思います。長い視点でみますと、皆さんも大人になって社会生活を過ごし高齢になっていくことになりますが、いつの機会でも良いので、可能な範囲で若い方の支援をお願いしたいと思います。改めまして、株式会社丹波屋勝間社長にお礼申し上げます。

北海道農業の未来を担う奨学生の皆さんの活躍に期待です。



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◆2018.12.06「株式会社丹波屋100周年北海道農業支援奨学金創設感謝状贈呈式を開催」
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/4757.html

【関連リンク】
◆株式会社 丹波屋
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