2024年度秋期キリスト教教育強調週間のお知らせ

Date:2024.10.22

 2024年度秋期キリスト教教育強調週間を下記の通り計画しました。
 今回の強調週間では学園宗教主事の朴美愛先生から「出会いから学び――神・人・土を愛して生きる」という主題でお話をしていただきます。朴先生はこれまで韓国と日本の教会と学校において牧師・宣教師として歩んで来られました。先生はアジア学院(栃木県那須塩原市)との出会いを通して日本で宣教師として働くという新たな道を示され、その後に本学のキリスト教学担当教授としても働かれ、2019年に学園宗教主事として本学に戻って来られました。
 これまでの歩みは朴先生にとっても不思議な出会いの連続でしたが、その根底には常に聖書と出会いの経験がありました。そして、このような先生の聖書との出会いの経験は酪農学園の創立者である黒澤酉蔵先生の聖書との出会の経験とも重なるものであり、それゆえ朴先生は本学の建学の精神である「神を愛し、人を愛し、土を愛す」からなる三愛主義に深く共感しているのだと思われます。そこで、今回の強調週間では、朴先生の聖書との出会いの経験に基づいて、黒澤先生が聖書の出会いから生み出した三愛主義という生き方について、学生と教職員のみなさんと分かち合いたいと願っています。

――――記――――

日時:2024年10月29日(火)10時40分〜12時10分
場所:黒澤記念講堂
聖書:コへレトの言葉12章1節、テモテへの手紙二 3章16−17節
主題:「出会いから学び――神・人・土を愛して生きる」
講師:朴 美愛先生(酪農学園宗教主事)

【講師紹介】朴 美愛(パク・ミエ)先生
韓国・ソウルに生まれる。大学で神学・牧会学・宣教学を修める。韓国の教会で牧師として働いている最中の1991年に栃木県・那須塩原市にあるアジア学院(Asian Rural Institute)にボランティアとして来日したことがきっかけとなり、1994年に宣教師としてアジア学院のコミュニティーライフ担当者として再来日する。アジア学院の働きに続けて、日本キリスト教団西那須野教会牧師、酪農学園大学教授(キリスト教学)、日本キリスト教団野幌教会牧師を歴任。2019年から酪農学園宗教主事(日本キリスト教団受入宣教師)に着任し、現在に至っている。

以上



関連リンク
◇酪農学園大学キリスト教教育ホームページ
 https://rakuno-ce.org/