乳牛体型審査でエクセレント!!本学園酪農生産ステーションで飼育している乳牛が最高ランクの称号を獲得

Date:2025.05.09

NEWS NO.10(2025年度)

乳牛体型審査でエクセレント!!本学園酪農生産ステーションで飼育している乳牛が最高ランクの称号を獲得

2025年418 () 、 一般社団法人日本ホルスタイン登録協会の体型審査にて「ジエツト ケイセン ゴールドチツプ ナミ号」が最高ランクのエクセレントの称号を獲得しました。本学園酪農生産ステーションのエクセレント獲得は5年ぶり3頭目となります。

今回のエクセレント獲得ついて、酪農生産ステーションの稲森 剛 技師、乳牛研究会の瀨川 凜華 さん(循環農学類4年)、塚田 あゆむ さん(循環農学類2年)、南雲 蓮 さん(循環農学類2年)よりコメントをいただきました。

稲森剛技師のコメント
農場の中で最高齢の牛であり、8産(8回出産)したというのは彼女自身が頑張っている証拠です。一般の農家さんとは違い、学内の実習や研究にも貢献してくれながら、8産してエクセレントを獲得できたのは、長年世話をしている立場でも本当にすごいと思います。

瀨川凜華さん(島根県立出雲農林高校出身)のコメント
今回の乳牛は3年前(大学1年生の時)の体型審査で、エクセレントにあと1点の89点で残念な思いでしたので、今回3年越しのエクセレントを獲れて本当に嬉しかったです。また今回は乳房調整、腹づくり、毛刈りなど、稲森技師のサポートを受けながら色々お手伝いをさせていただいた中でのエクセレントを獲れたので、非常に良い経験にもなりました。

塚田あゆむさん(北海道帯広農業高校出身)のコメント
高校時代を含めて体型審査には数回しか関わったことがなく、エクセレントを獲るような牛とも出会ったことがなかったため、今回その現場に関われて良い経験になりました。審査当日は授業があったため、立ち合うことはできませんでしたが、LINEでエクセレントを獲ったと聞いて嬉しかったです。

南雲蓮さん(宮城県農業高校出身)のコメント
3年前にエクセレントを獲れなかったと聞いており、8産もしているナミちゃん(今回の乳牛)は今回を逃したら、次はないと思っていた中、エクセレントを取れたので嬉しかったです。体型審査を初めて見ましたが、見ているだけでも緊張しましたし、途中からはエクセレントを獲れるのではないかとの期待感もありました。

 

取材の最後に、乳牛研究会より「現在、乳牛研究会は約45名の学生が所属しています。保育・育成を中心に力を入れており、将来的に農場で活躍するような牛を育てる為にも、より一層頑張りたい。」と心強い意気込みもいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



【参考】
◇一般社団法人 日本ホルスタイン登録協会 体型審査
 https://hcaj.or.jp/judging-about
◇乳牛研究会
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/club/1471.html