サイエンスファーム2025 ~高校生が生物分野の研究に挑戦~
Date:2025.08.08
NEWS No.44(2025年度)
サイエンスファーム2025!~高校生が生物分野の研究に挑戦~
2025年8月2日(土)、酪農学園大学にて “ 高校生研究発表企画 ” 「サイエンスファーム2025」が開催され、生物分野に強い関心を持つ多くの高校生たちが集い、研究発表を行いました。
今年度も対面とZoomによるハイブリッド形式で実施され、道内外から30校が参加し、過去最多の87演題(オンライン発表を含む)の発表があり、本学には、引率教員などを含め、約150名の来場がありました。
発表内容は、生物分野にかかわる多岐に渡る内容で、会場内では、高校生同士の活発な質疑応答に加えて、本学教員や学生からも質問やアドバイスが交わされるなど、熱気あふれる研究発表の場となりました。
高校生たちは、研究(サイエンス)の着想から実施、発表までの過程を、各高校の先生の指導のもと、時に本学教員のアドバイザー制度も活用しながら進め、研究力を育みます(ファーム)。研究者を交えた発表の機会を提供するサイエンスファームは、高校生の知的好奇心をその過程を通じて育てる機会となっています。
発表部門は、アイディア段階の構想や、興味をもったテーマに関して文献等で調べ、自身の考えを加えまとめた「構想・文献まとめ部門」と、一定レベルの完成された研究成果を発表する「研究成果発表部門」の2部門となっています。参加者同士が互いの研究発表に触れることで、新たな関心や視野の広がりが生まれることも本取り組みの特徴です。
各発表のテーマは、以下のリンクよりご覧いただけます。
酪農学園大学 Science Farm 2025 発表テーマ一覧はこちら ↓
https://sites.google.com/rakuno.ac.jp/sciencefarm2025/program?authuser=0
■研究成果発表部門:18校29演題(前年度:17校23演題)
■構想・文献まとめ部門:19校58演題(前年度:12校36演題)
たくさんの高校生にご参加いただきありがとうございました!
続いて、翌日(8/3)実施した体験・見学ツアーの様子を紹介します!
発表会翌日(8月3日)には、特別ミッション:in RGU「未来を創る!サステナブル・ミッション」と題した体験・見学ツアーを実施しました。今回のミッションは次の2つです。
M1:空からの目!環境データ解析ミッション (ドローンを使って撮影した画像を使い、さまざまなフィールドを調査する疑似体験)
M2:未来エネルギー創造ミッション(普段は見ることができないバイオガスプラントに潜入し、牛の恵み(糞尿)でなぜ発電できるかを学ぶ)
2日目は対面参加者限定企画となりますが、約50名の参加をいただきました。地球環境や再生可能エネルギーに焦点を当てた実践的なプログラムに対し、高校生たちは終始リラックスして、楽しみながら現場の最前線に触れていました。
皆様のご協力により、サイエンスファーム2025は無事終了することができました。ありがとうございました。
来年の「サイエンスファーム2026」も宜しくお願いいたします。
より多くの高校生のご参加をお待ちしております。
以上
【関連】
◇サイエンスファーム2025 特設サイト
https://sites.google.com/rakuno.ac.jp/sciencefarm2025/home
◇2025/04/24高校生による研究発表会「サイエンスファーム2025」を開催します
https://www.rakuno.ac.jp/archives/37419.html