第43回大動物臨床研究会シンポジウムが開催されました

Date:2019.11.20

NEWS NO.69(2019年度)

第43回大動物臨床研究会シンポジウムが開催されました

2019年11月9日(土)酪農学園大学中央館学生ホールにおいて第43回大動物臨床研究会シンポジウムが開催されました。
本シンポジウムは大動物臨床研究会(会長:本学循環農学類 髙橋俊彦教授)が毎年実施しており、今回は「牛の一生における管理(パートⅪ) ~飼料と疾病を考える~」と題して行われ、大分県や愛知県の獣医師や、学生も含めて125名の参加者がありました。

髙橋俊彦会長(本学循環農学類教授)から挨拶

以下の演題にて講演が行われました。
基調講演:帯広畜産大学・木田克弥教授「乳牛の資料と疾病」
講 演1:北海道大学・小林泰男教授「第一胃微生物からみたウシの疾病と栄養制御」
講 演2:酪農学園大学・三枝俊哉教授「北海道における草地と土壌の管理」

総合司会の中辻浩喜教授(本学循環農学類)によって、牛の健康と飼料に関して3人の先生から講演があり、非常に活発なディスカッションが行われました。近年、飼料と健康に関して若い獣医師に指導する機会も少なく、現場の第一線で働く獣医師の弱点でもあったことに関して、非常に丁寧にわかりやすく解説いただきました。今後の診療の一助となることが期待されます。

中辻浩喜教授(本学循環農学類)の総合司会によるシンポジウム