肉牛研究会が出荷祭を開催

Date:2019.12.02

NEWS NO.75(2019年度)

肉牛研究会が出荷祭を開催

本学の学生サークル”肉牛研究会”が9月30日、きょろちゃん(黒毛和種・一産取り肥育・等級:A-3)とツキミ(アンガス種・等級:B-2)の2頭を出荷しました。 出荷した牛の肉は、11月27日に、本学で行われた出荷祭で予約販売されました。 地方発送も取り扱っており、遠方の家族に肉を食べてもらおうと発送を依頼する学生もみられました。 また、出荷祭恒例の牛スジ煮込み(辛みそ味・ゆず塩味)1杯100円は大好評で、昼時は長蛇の列ができる盛況ぶりで昼休み中に完売しました。

出荷する様子

肉牛研究会は、1967年創立。52年目を迎える歴史あるサークルです。 牛の導入から出荷まで畜産経営のすべてを学生たちが主体となって取り組むことができるのが最大の魅力です。 現在62名の学生が所属し、黒毛和種やアンガス種17頭の飼育を学内の肉牛研究会の牛舎で飼育しています。毎日朝7時と、授業が終わった16時30分、そして夜当番23時00分を、学生たちが交代で牛の世話を行います。繁殖から肥育した牛の出荷までをすべて学生たちの手で行い、毎年出荷祭にて販売しています。 出荷祭の売り上げのほか、春と秋に行う堆肥販売も大事なサークルの収入源になっています。近隣の市民のお宅まで学生たちがトラックで堆肥を運びます。

堆肥販売の様子

力仕事の後はカレー!

 

 

 

 

 


肉牛研究会 会長 小松 真人さん 

循環農学類3年 家畜管理・行動学研究室所属

今年5月に会長を就任し、スローガンを「廉恥功名」に決めました。 これまでは、畜産に関する知識がある者に発言権があるという雰囲気がありましたが、このスローガンを立ててからは、誰でも意見が述べられる活気のある雰囲気へと変わりました。 「牛の事を真剣に学びたい!」という思いを持った仲間が集まっているから、楽しんで日々仕事をしています。 出荷祭は肉研にとって1年の集大成ともいえるイベントです。 私たちが365日、愛情込めて育てた牛の肉を学生や先生たちに食べてもらえたら嬉しいです。 アンガス牛は赤身なので、脂味が苦手な人におすすめです。繊維の太さがあるので、肉本来の食感を楽しめます。 黒毛和牛は、脂の甘味を楽しんでもらいたいです。        

予約肉の受け渡し

牛筋煮込み

       

【YouTubeとTVで公開】ブカピ(部活ピーポー)に、本学の肉牛研究会が紹介されました。

公開されてから1週間で再生回数900回越え!