岡崎茉衣さんが「みらいの食べる北海道スープレシピコンクール」で優秀賞を受賞
Date:2018.09.20
NEWS NO.48(2018年度)
岡崎茉衣さんが「みらいの食べる北海道スープレシピコンクール」で優秀賞を受賞
道産食材を使った新たな郷土料理を開発する「みらいの食べる北海道スープレシピコンクール」の決勝大会が8月20日(月)に札幌エルプラザで開催され、本学の食と健康学類3年岡崎茉衣さん(給食栄養管理研究室・小林道講師)が「北海道米のスープ部門」1位となる優秀賞を受賞しました。
このコンクールはセンチュリーロイヤルホテルと北海道栄養士会が主催し、道産素材を使ったスープレシピを全国から募集しました。36点の応募があり、書類審査を通過した12点が、実際に調理して審査員が実食する決勝へ進みました。
受賞した岡崎さんのレシピは「飲むおにぎりスープ」です。じゃがいもと玉ねぎに白だしを加え、米をお粥状に煮込みました。お粥が苦手なお子様や、咀嚼が難しい方もお米の美味しさを味わうことができ、冷やせばビシソワーズ風、温めればポタージュ風として食べられます。審査員からは「北海道の象徴的な素材であるじゃがいもや玉ねぎなどの素材がお米と見事に融合し、お子様や咀嚼困難者にも優しいスープとなっている。手軽に作れ、しかも冷たくても、温めても美味しい」と高い評価を受けました。
岡崎さんは「コンクールのタイトルの『みらい』という部分が印象的で、これから高齢化していく社会のために、食べやすく、なおかつ食べ応えのあるスープを作ろうと思いました。知人のおばあちゃんが咀嚼力が弱く孫と同じものが食べられないという話を聞き、家族みんなが一緒に楽しめるレシピを考えました。お米の部門を選んだのは、私の祖母がお米が大好きだからです。お米だけだと流動食っぽくなるのでじゃがいもを合わせ、手軽にできて濃度も高い和風スープにしました。
実際に審査員の前で調理した決勝では、このレシピのコンセプトをうまく伝えることができたと感じました。他の応募者の方々の調理を実際に見て味わうこともとても勉強になり、これからもさまざまなコンテストに挑戦していきたいと思います」と話しました。
「みらいの食べる北海道スープレシピコンクール」公式サイト
http://www.cr-hotel.com/anniversary45/souprecipe.html