獣医保健看護学類の学生が初めて豚の出産に立ち合う

Date:2019.12.19

NEWS NO.85(2019年度)

獣医保健看護学類の学生が初めて豚の出産に立ち合う

12月14日、獣医保健看護学類生産動物看護研究室(菅野美樹夫教授)の3年生2名が、フィールド教育研究センター肉畜ステーション実験豚舎で豚の出産に立ち会い、新生豚の介助を体験しました。
当日、午前8時半に豚舎に到着したところ、既に母豚の陣痛が始まっており、第1子が生まれていました。さらに第2子、第3子と娩出が続いていました。学生は身支度をし、循環農学類の4年生(中小家畜飼養学研究室所属)の説明を受けながら新生豚の介助を始めました。豚舎内の室温は、9.5度です。体温確保が急務です。続いて呼吸確認、体重測定、断尾、臍帯処理そして鉄剤投与など行わなければならないことがたくさんあります。最初は慌てていた学生でしたが、経験を重ねるうちに、落ち着いて様子で一つ一つこなせるようになっていきました。今回出産した母豚は、今回が4産目です。13頭の子豚を生みました。全頭元気です。新生豚の体重は、0.56~1.12kgとやや小さな子豚ばかりでした。性別は雌子豚が8頭、雄子豚が5頭です。学生は、初めての出産立ち合いにびっくりしていました。
フィールド教育研究センター肉畜ステーションは、肉用牛、豚、綿羊および鶏と多種にわたる生産動物が飼育されています。獣医保健看護学類の学生にとっても、生きた教材の宝庫です。今回、ゼミ活動の一環として豚の出産に立ち会い、命の大切さや動物看護師の役割、獣医師との関わり合いなどを実践から学びました。教員からは厳しい言葉はありましたが、生き物を看護するためには重要なことばかりです。今後も色々な生産動物の出産に立ち会い、種々の動物の出産に対応できる動物看護師になってほしいと思っています。
(文責 獣医保健看護学類生産動物看護研究室 菅野 美樹夫教授)

豚の出産終了後、安堵する看護学生


取り上げた新生豚の呼吸確保

臍帯を切る

4年生から習う

鉄剤の投与

哺乳する子豚

授乳する母豚