
酪農生産ステーション
酪農生産ステーションでは、キャンパス内の牛舎で日々乳牛の飼育に取り組み、 さまざまな酪農形態を学ぶことができます。 2つの異なるシステムの牛舎があり、循環農法型により約180頭の乳牛を飼育しています。フリーストール牛舎は牛が自由に行動・採食できます。繋ぎ飼い牛舎は1頭1頭の牛をしっかりと管理しながら飼育することができます。このように、それぞれの酪農形態を学ぶことが可能です。 また、草地・飼料畑はキャンパス内に牧歌的な景観を見せています。


データ
土地
牧草地 | 54.6万㎡ |
---|---|
デントコーン | 16.3万㎡ |
放牧地 | 1.4万㎡ |
主な施設
フリーストール牛舎 | 1,439.6㎡ |
---|---|
繋ぎ飼い牛舎 | 550.8㎡ |
育成牛舎 | 432.0㎡ |
搾乳棟 | 754.2㎡ |
バンカーサイロ | 1,062.5㎡ |
- 乳牛(ホルスタイン種、ジャージー種)
肉畜生産ステーション
肉畜生産ステーションでは、肉畜の飼育、生産、医療、出荷までを学ぶことができます。 約80頭の黒毛和種や日本短角種がいる肉牛の畜舎と、めん羊、豚、鶏など中小家畜の畜舎群の2カ所の農場があります。 飼料設計から日々の世話まで学生が交代で行い、肉牛では低コスト飼料で最高等級のA5を獲得。肉牛の共進会にも積極的に出品し、好成績を収めています。その他の生産動物においても繁殖から出荷して肉になるまでの一連の流れを体験でき、看護を含めた動物医療の学びの場として活用されています。


データ
土地
採草・牧草地 | 58.6万㎡ |
---|
主な施設
肉牛牛舎 | 1,672.0㎡(80頭) |
---|---|
豚舎 | 904.2㎡(100頭) |
鶏舎 | 498.9㎡ (ケージ:300羽・平飼い:300羽) |
羊舎 | 419.5㎡(20頭) |
多目的倉庫 | 396.9㎡ |
- 肉牛(黒毛和種、日本短角種)
- 豚(交雑種母豚(主にLW種※)、種雄豚(デュロック種)、肥育豚(主にLWD種※)
- 羊(サフォーク種、テクセル種)
- 鶏(白色レグホン、ロードアイランドレッド、烏骨鶏、アローカナ)
※Wは大ヨークシャ種、Lはランドレース種、Dはデュロック種
作物生産ステーション
作物生産ステーションでは、先進的な施設、広大な畑を活用して、品種改良から生理生態、病害虫管理を学ぶことができます。 4棟のガラス温室は、温度や日射量などを計測し、自動で栽培環境を制御できます。冬場でも水稲などの作物の栽培が可能なので、1年を通して栽培や育種に関する研究、作物の病害虫防除の研究ができます。ビニールハウスでは、トマトやアスパラガスなどの野菜やカーネーションなどの花きの栽培研究が行われています。露地圃場では、ダイズやムギ類など畑作物の栽培が行われ、さまざまな教育・研究に活用されています。


データ
土地
露地栽培露地圃場 | 13,676.5㎡ |
---|---|
園芸作物露地圃場 | 591.0㎡ |
展示圃場 | 673.2㎡ |
畑作物露地圃場 | 4,182.0㎡ |
サンプル採集圃場(作物病理学用) | 116.6㎡ |
主な施設
実習棟 | 1,257.0㎡ |
---|---|
ビニールハウス | 2,203.6㎡ |
花きガラス温室 | 331.0㎡ |
野菜ガラス温室 | 331.0㎡ |
作物ガラス温室 | 331.0㎡ |
作物保護ガラス温室 | 331.0㎡ |
水田圃場 | 1,400.0㎡ |
酪農学園フィールド教育研究センター報告書
酪農学園フィールド教育研究センターでは1年間のデータをまとめた報告書を発行しております。
ご覧ください。