本学食と健康学類の佐藤瑚太朗さんらがポップコーンの新風味を開発

Date:2021.01.28

NEWS NO.35(2020年度)
 
本学食と健康学類の佐藤瑚太朗さんらがポップコーンの新風味を開発

 本学 食と健康学類 食品企画開発研究室3年の佐藤瑚太朗さん(指導教員:阿部茂教授)らが、前田農産食品株式会社との共同研究により、新たな風味となる「キャラメルバター味」のポップコーンを開発しました。

 前田農産食品株式会社は本別町で4代続く大規模農家で6次産業化に積極的に取り組んでおり、2016年には国内で唯一の電子レンジ対応ポップコーンを開発し、それにより数々の賞を受賞しています。
 現在の商品は「うま塩味」のみであり、新たなフレーバーを求める要望があったことから、2020年6月頃から本学阿部茂教授と協議を進めていき、11月からは共同研究をスタートさせました。そして、佐藤瑚太朗さんをリーダーとして、同じく食と健康学類2年の畑中日菜さん(札幌清田高校出身)と三井田愛佳さん(札幌啓成高校出身)が加わり、実験を重ねて試行錯誤を繰り返し、新たな風味となる「キャラメルバター味」を開発しました。
 今後は、2021年末頃の商品化を目指し、前田農産ではプラントや工場のラインを増設する予定となっています。今回の新風味開発をきっかけとしてさらに異なる風味が開発される第一歩となります。
 食品企画開発研究室では、北海道の6次産業化をバックアップしており、さまざまな地域や企業との連携により食品の企画開発を行っています。コロナ禍にありながらも実践的なアクティブラーニングや現場の課題解決に携わることによって、即戦力となるような人材を輩出することを目指しています。

前田農産食品 前田茂雄社長

阿部茂 教授



佐藤瑚太朗さん(食と健康学類3年)のコメント

農食環境学群 食と健康学類3年 食品企画開発研究室

佐藤瑚太朗さん

 (北海道千歳高校出身)
 食品の企画開発に携わることは小学校からの夢でした。テレビで亀田製菓「柿の種」の開発のエピソードをみて、日本一の開発者になりたいと思うようになりました。
 前田農産さんには昨年6月に見学し、10月にはインターンシップ生としてお世話になり、その際に新しいフレーバーの開発を提案されて取り組むことになりました。まず最初に、現在の商品であるうま塩味の油脂や食塩の配合などの規格を確認してそれを基準として実験を進めました。最初は爆裂したあとに色々なフレーバーのパウダーを振りかけてみたのですが、味に深みが感じられなかったので、油を変えたりバターを加えたりして0.1g単位で配合を変えながら試行錯誤を繰り返しました。阿部先生から指導いただくとともに、2年生の畑中さんと三井田さんがよくサポートしてくれました。
 ポップコーンは身近な食品ですが、味だけではなく、油脂、爆裂率などとても奥が深いと感じました。だからこそ、科学的な裏付けとなるようなデータを積み上げていきたいです。そして、4年生になってもポップコーンや油脂の関係などをテーマにしてさらに研究を進め、将来的には食品開発に関われるような企業に就職したいと考えています。



関連企業リンク
◇前田農産食品株式会社(本別町)
 https://www.co-mugi.jp/
【参考】教員・研究室一覧
◆阿部茂教授(食品企画開発研究室)
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/teacher/9346.html