獣医学類の樋口豪紀教授が日本マイコプラズマ学会より「北本賞」を受賞
Date:2021.06.17
獣医学類の樋口豪紀教授(獣医衛生学ユニット)が日本マイコプラズマ学会より学会賞である「北本賞」を受賞いたしました。NEWS NO.15(2021年度)
獣医学類の樋口豪紀教授が日本マイコプラズマ学会より「北本賞」を受賞


樋口豪紀教授のコメント
この度、日本マイコプラズマ学会より、学会賞である「北本賞」を授与頂きました。この研究は、酪農場で問題となっている牛マイコプラズマ感染症の制圧を目的としたもので、2008年に欧米に先駆けてこの問題に着目した十勝農協連・太田部長からの研究依頼がきっかけとなりました。同年に本学獣医生化学ユニットの岩野教授と共に研究を開始し、現在に至っております。 これまでに無かったマイコプラズマの検査系を開発し、生産現場への普及を果たせたことは多くの皆様のご支援のおかげであり感謝の念に堪えません。日本マイコプラズマ学会、酪農学園大学、大動物臨床研究会および国内外の大学・研究機関の諸先生方、さらに酪農家、生産者団体の皆様にも心よりお礼申し上げます。また、基礎研究については当ユニット永幡前教授のご指導のもと、権平講師の全面的な研究支援、さらに西大学院生および獣医衛生学ユニット卒業生諸氏との楽しくも熱いディスカッションの中で展開できました。このことにも心から感謝申し上げます。私は酪農家の生まれであり、これからも生産現場の問題解決につながる研究を展開するとともに、酪農・畜産に貢献する人材育成に力を尽くして参りたいと思っております。【参考】関連リンク ◇樋口豪紀 教授(獣医衛生学ユニット) https://www.rakuno.ac.jp/archives/teacher/9415.html ◇日本マイコプラズマ学会 http://plaza.umin.ac.jp/mycoplasma/