北欧のモビール”ヒンメリ”を学生が手作り

Date:2021.12.22

NEWS NO.54(2021年度)
 
北欧のモビール”ヒンメリ”を学生が手作り

今年も黒澤記念講堂のエントランスに、新たなヒンメリが飾られました。ヒンメリ(himmeli, 語源は独語のヒンメル「天」の意味)とはライ麦の麦わらを使って作るモビール(室内装飾)です。

北欧のフィンランドでは収穫が終わったシーズンにヒンメリを飾り、一年の感謝の祈りを捧げます。材料は、本学で栽培されたライ麦(義平大樹教授)、羊毛(中辻浩喜教授)を使用しています。ヒンメリアーティストの山本睦子氏の指導の下、農産物利用学実習(農食環境学群選択授業、担当教員:宮崎早花講師)において制作しています(詳細はPDFを参照)。
2017年から開始したヒンメリプロジェクトも今年で5年目を迎えました。デザインコンセプト(山本氏ご提案)は、酪農学園大学の理念である「健土健民」「循環農業」に提唱される「共生・循環・継続」をキーワードに、大きな「円」をモチーフにしました。
一つ一つの出会いが生んだ「縁・つながり」を大切にしながら、来年度以降も、さらにこのプロジェクトが拡がっていくよう、願いを込めました。ライ麦わらで作られたヒンメリとしては他では見られないスケールの大きな作品となっています。















【参考】関連記事
◆2020.12.21 北欧のモビール”ヒンメリ”を学生が手作り
https://www.rakuno.ac.jp/archives/12837.html

【参考】教員・研究室一覧
◇宮崎 早花講師     
 食物利用学研究室
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/teacher/9339.html