2021年度学位記授与式を挙行

Date:2022.03.17

NEWS NO.73(2021年度)

2021年度学位記授与式を挙行

酪農学園大学・大学院の2021年度学位記授与式が3月17日(木)、本学健民館2にて行われ、教職員が見守る中、703名が学び舎を巣立ちました。今年度も昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、感染防止対策を講じたうえで、学類・研究科別に午前・午後の2部制で行いました。また、プログラムを縮小し、式典の時間を短縮して実施いたしました。 式は、小林昭博宗教主任の司式のもとキリスト教の礼拝形式で行われ、オルガンの前奏、招きの言葉のあと、聖書(マタイによる福音書25章31~40節)朗読、祈祷が捧げられました。そのあと、堂地修学長より学群学類・大学院の総代に学位記が授与されました。

宗教主任 小林 昭博

 

学長の式辞

学長 堂地 修

式辞の中で「新型コロナウイルスに翻弄され、各地で争いが起こっている今、私たち酪農学園大学は「三愛主義」「健土健民」の建学の精神・理念を大切にしていかなければならないと、あらためて思います。卒業生の皆さんも、ぜひ、これからもこのことを覚えておいて頂きたいと思います。また、酪農学園大学は「単に知識を身に付けるだけではなく、知識と実践は一体である」という「知行合一」の有能な農業人ならびに社会の人材の養成も目的としています。私は、さまざまな課題を抱える現在の社会にあっては、酪農学園大学で学んだ皆さんを必要としていると確信しています。今日、卒業される皆さんに、社会の持続的な発展を託したいと思います。皆さんが心身ともに健康で、それぞれの目標に向かって飛躍し、そして、このキャンパスに機会ある度に帰ってきてくれる日を楽しみにしております。」と言葉を贈りました。

⇒2021年度 学位記授与式 学長式辞(全文)

 

卒業生代表の証詞

獣医学類 橘 紅李さん(獣医衛生学ユニット・札幌南高校出身)

卒業生代表 橘 紅李さん

証詞の中で「こんなに素敵な出会いがあった酪農学園大学を卒業し、皆さんと離れ離れになってしまうのはとても寂しいです。しかし、私たちはここで得た知識・技術を元に、獣医師として動物とヒトのより良い世の中のために、社会に貢献していかなければなりません。これからは住む場所は違えど、大学の友人たちとはお互い尊敬できる獣医師として今後も関わり、分野の垣根を越えて協力し合い、助け合えるような関係性となるに違いないと思っております。酪農学園大学で学んだということに誇りをもって、胸を張って、精進していきます。」と決意を述べました。    
循環農学類 松井 俊樹さん(作物学研究室・岩見沢農業高校出身)

卒業生代表 松井 俊樹さん

証詞の中で「こうして4年間を振り返ると、楽しい事も大変な事も含めて様々な出来事があり、その1つ1つが自分を成長させる糧となっていたのだと実感しております。また、私は他人と関わる事が苦手でしたが、そんな私にもたくさんの人が関わってくれ、他人と関わる事の楽しさ、大変さ、大切さを理解する事が出来ました。卒業後は、4年間で培ってきた経験を生かし、酪農学園大学の大学院でダイズ、アズキの新しい品種特性の提唱と新しい栽培方法を組み合わせた多収栽培技術について研究を進め、その後は、研究機関に就職する事で研究職の道を志したいと今では考えております。」と決意を述べました。    

理事長のあいさつ

理事長 谷山 弘行

あいさつの中で「『想像と希望』という言葉を贈ります。『健土健民』思想が描く理想の世界を想像し、それを実現するための希望を持たなくてはなりません。そうすることで、自分の能力を磨く意欲が湧き、実現に向けての強い意志を得ることができます。そして、『想像と希望』は連帯を生みます。建学の精神『三愛主義』は、『宇宙の摂理を探求し、理解に努めること、隣人を認め共に生きること、そして人類存続の礎である大地の役割を科学し、これを尊ぶこと』を教えてくれます。自らの力を信じ、輝く未来を切り開いてください。」と期待を込めました。    

農食環境学群


循環農学類 第8回卒業生 239名
食と健康学類 第8回卒業生 146名
環境共生学類 第8回卒業生 111名

獣医学群


獣医学類 第6回卒業生 142名
獣医保健看護学類 第8回卒業生 50名

大学院 酪農学研究科


酪農学専攻修士課程 第49回修了生  8名
食品栄養科学専攻修士課程 第23回修了生 1名

大学院 獣医学研究科


獣医学専攻博士課程 第46回修了生 6名