酪農学園認定初のベンチャー企業「インターリージョン」を設立

Date:2023.08.07

NEWS NO.27(2023年度)
酪農学園認定初のベンチャー企業「インターリージョン」を設立
 

 酪農学園認定第1号となるベンチャー企業「株式会社インターリージョン」が5月に学内に設立され、6月16日に、金子正美代表取締役CEO(本学名誉教授)と小野貴司代表取締役COO(本学2003年卒・特任研究員・北海道ドローン協会認定講師)、齊藤健一取締役CTO(本学特任講師・日本写真測量学会評議員)が事業説明を行いました。同社は、これまでの人脈、技術を生かし、ドローンや人工衛星画像を利用した解析、GIS(地理情報システム)を用いたデータの活用、空間情報システムの開発を通じて、北海道の地域づくりおよび、発展途上国への技術協力など社会貢献を目指していくと発表しました。
 また、6月から本学園に収益事業推進課を組織し、同社と協働で大学の「知」の社会実装および、社会貢献と企業活動を両立させる“社会的企業”ソーシャルビジネスをモデルに活動していくことが報告しました。


金子正美代表取締役CEO(本学名誉教授)

「酪農学園大学は『農・食・環境・生命』を基軸に、自然との調和のとれた循環農業の維持・発展を図り、人と動物の生命の存続と福祉に貢献し、かつ世界的活動に参加する人材を育てることを使命としています。これはインターリージョンの目指すところでもあります。私たちの事業は、北海道の地域課題を地球的視点から解決を目指す、社会貢献企業(SDGs企業)と位置付けています。具体的には、農協や自治体からの依頼が主になると想定されますが、少子高齢化や人手不足を背景にした農業分野での依頼や高校の地理総合にドローン実践が加わったことへの対応など、今後益々需要が増えると考えられます。既に、マレーシアでのGIS技術指導や高校でのドローン出前授業の依頼をいただいています」と話しました。

(写真中央)金子正美代表取締役CEO(本学名誉教授)と(左)小野貴司代表取締役COO(本学2003年卒・特任研究員・北海道ドローン協会認定講師)、(右)齊藤健一取締役CTO(本学特任講師・日本写真測量学会評議員)



【関連記事】
◆インターリジョン公式サイト
 https://inr.jp/

◆FM北海道AIR-G’『SDGs ×(カケル) 北海道農業Sustainable Hokkaido(サステナブル北海道)Supported by ホクレン』
 https://www.air-g.co.jp/sustainable2023/
2023.08.07 酪農学園認定初のベンチャー企業「インターリージョン」を設立
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/28867.html
◆2023.08.07【まんまる新聞】酪農学園認定ベンチャー第1号 (株)インターリジョン設立
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/28902.html
◆2023.08.07【日本農業新聞】酪農学園初の認定ベンチャー発足 事業やイノベーション創出、社会発展寄与
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/28895.html
2023.06.20【北海道新聞】地理情報システム 農業、防災に活用 生育状況を把握 ドローン技術指導も
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/28180.html
◆2023.6.16【日刊酪農乳牛速報】「酪農学園大学認定のベンチャー企業立ち上げ」
 https://dailydairynews.jp/post/3064
◆2023.06.20【北海協同組合通信社DAIRYMAN】「酪農学園大初の認定ベンチャー企業が始動」
 http://www.dairyman.co.jp/hokkaidos/5366
◆2023.06.12【プレスリリース】ドローンが離陸しました! 酪農学園認定ベンチャー第一号設立のご紹介
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/28055.html
◆2023.06.09【北海道新聞】農業情報 顧客に提供 酪農学園大学初のベンチャー設立
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/28045.html