本学学生が「第21回ザ・地産地消 家の光料理コンテスト」優秀賞を受賞

Date:2023.11.21

NEWS NO.53(2021年度)

本学学生が「第21回ザ・地産地消 家の光料理コンテスト」優秀賞を受賞

本学循環農学類食物利用学研究室(指導教員:宮崎早花講師)3年の三浦大地さんと飯田和希さんの「北海道産の五種の彩色野菜ギモーヴ」が、「第21ザ・地産地消 家の光料理コンテスト」のスイーツ部門で優秀賞を受賞しました。
このコンテストは、JAグループの出版・文化団体「家の光協会」(東京)などが主催、(株)農協観光協力、キューピー(株)が協力・協賛し、地域の自給率向上や地産地消料理の開発・普及を目的として行われています。「お米を使ったレシピ」部門と「スイーツ部門」の2部門で、全国から応募作品466点の中から最優秀賞 1点、優秀賞 2点、佳作 10点が選ばれました。



応募料理の条件は、「野菜や米、米粉、果物などの地元農畜産物を使ったもの」や「ひと手間かけた見た目もきれいでおいしいレシピ」、「懐かしさを感じる素朴なおやつレシピ」、「ホテルビュッフェにあったら嬉しくなるようなおしゃれなレシピ」で、募集期間は2023年5月上旬~8月中旬まで。第1次(書類)審査の通過者に結果が知らされ、10月下旬に上位入賞者による第2次(調理・試食)審査が東京都内で行われました。上位作品は、月刊誌『家の光』2024年2月号に掲載されます。

2次審査(実演)の様子

挑戦者との交流も



■スイーツ部門 優秀賞
「北海道産の五種の彩色野菜ギモーヴ」
この料理は江別市をはじめ北海道産の野菜(ブロッコリーや人参、トマト、ナス、パプリカ)を使ったスイーツになっています。クセがある野菜にリンゴを加えて甘さを出しています。マシュマロのように柔らかい食感と彩を華やかにして口にしやすいよう工夫してあります。



<受賞の感想> 
■循環農学類 食物利用学研究室3年 三浦 大地さん(写真左)
野菜が苦手な方に、少しでも食べてもらえるにはどうしたら良いのか?ということを自身の研究テーマとして取り組んでいます。北海道には色彩豊かな野菜が多々あり、その自然な色素を活かしたいという想いから、見た目がカラフルなギモーヴを思いつきました。ギモーヴはフランス生まれの甘いお菓子で、生マシュマロとも呼ばれています。主にフルーツのジャムを使用して作製しますが、それを野菜に置き換えてみました。手土産や贈り物としても素敵な一品なるのではないかと考案しました。

■循環農学類 食物利用学研究室3年 飯田 和希さん(写真右)
ゼミ活動で企業体験に行った際に、「農家さんが丹精込めて育てた農産物も、食べ方が分からないと売れないのが悩み」だと聞きました。素材の魅力を引き出すためにも、食の知識も備えなければ、美味しい食材も生かすことができないのだと印象に残りました。コンテストに挑戦してみて、農業経済を学ぶ意味や地産地消を身近に実践できる良い機会になったと思います。

 


【関連記事】
◆2022.03.22「本学から学生2組が受賞! 第19回ザ・地産地消 家の光料理コンテスト」
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/20877.html

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