辨野義己先生による特別セミナー「健康寿命を延伸する最高の腸活!」を開催
Date:2025.10.21
NEWS No.73(2025年度)
辨野義己先生による特別セミナー「健康寿命を延伸する最高の腸活!」を開催
酪農学園大学WOAH食の安全コラボレーティングセンターの主催による特別セミナーが10月21日(火)に開催されました。講師には、本学獣医学部獣医学科(1972年卒業)出身で、一般財団法人辨野腸内フローラ研究所理事長の辨野義己先生を迎え、「健康寿命を延伸する最高の腸活!」をテーマにご講演いただきました。
辨野先生は、本学卒業後、東京農工大学大学院獣医学専攻を経て理化学研究所に入所し、同所バイオリソースセンター微生物材料開発室(JCM)室長などを歴任。腸内フローラ研究の第一人者として、長年にわたり腸内環境と健康の関係を解明してこられました。
講演では、腸内細菌の役割や現代人の生活習慣が腸に与える影響、理想的な排便習慣の目安、食事による腸活の実践方法などに加え、これまでの研究者としての姿勢に至るまで、ユーモアを交えながら分かりやすく解説されました。当日は学生や教職員に加え、一般の市民の方々の参加も多く、会場はほぼ満席となりました。
参加者からは「健康は腸から始まるというお話がとても印象的で、“腸内細菌は母親からの贈り物”という言葉が心に残りました。」「研究は“好奇心を持ち続けること”が大切だという言葉が印象的でした。」といった声が寄せられ、健康や生活習慣への関心の高さはもちろんのこと、研究活動に臨む姿勢の大切さなど、参加者にとって学びの多いセミナーとなりました。
【関連記事】
◆2023.02.27「本学OBの辨野義己先生による特別セミナーを開講」
https://www.rakuno.ac.jp/archives/26351.html
【関連リンク】
◆一般財団法人 辨野腸内フローラ研究所
https://www.bigm.or.jp/