大学カリキュラムによる食Pro.レベル3認定者への授与式を開催

Date:2020.01.10

NEWS NO.97(2019年度)

大学カリキュラムによる食Pro.レベル3認定者への授与式を開催

1月6日(月)に食の6次産業化プロデューサー(食Pro.)のレベル3に認定された学生20名に対して、循環農学類の相原晴伴教授(農畜産物市場論研究室)、食と健康学類の阿部茂教授(食品企画開発研究室)による認定証の授与式が行われました。

認定者の集合写真

認定者コメント

境田琢魅さん
循環農学類 畜産学コース4年 酪農・畜産経営論研究室(指導教員:日向貴久准教授)

境田琢魅さん

1年生から該当科目を履修しましたので、今回の認定に至るまで、本当に長く難しい内容でした。しかし、長い期間だったからこそじっくりと深く学ぶことができました。卒業後は、実家を継ぐために今金町に戻る予定です。学んだことを町の特産品の商品化や販売に活かして、町おこしにつなげたいと考えています。また、新しい商品を生み出すだけでなく、今まである商品の改善にも役立てることができると考えています。
上坂朋美さん
食と健康学類 食品開発学コース4年 応用生化学研究室(指導教員:岩﨑智仁教授・長谷川靖洋助教)

上坂朋美さん

高校の時から食品関係に興味があって関わりたいと考えていただけに、今回の認証はとても嬉しいです。学んだ知識が「認定証」として形となったので、大学で勉強したことが報われました。苦手な分野もありましたが、色々な授業を受講することによって、学んだ知識が繋がってきたことを実感しました。卒業後は食品企業(水産加工)の開発部門で研究職に就く予定です。学んだことを活かせるように頑張りたいです。  

食プロとは

1次産業(生産)・2次産業(加工)・3次産業(流通・販売・サービス)の各産業の一体化や連携を6次産業化と呼び、この6次産業化を担う人材の認定・育成を目的としています。 食プロは6段階でレベル認定を行い、エントリーレベルの1からトップ・プロのレベル6まで設定されていますが、本学では、レベル3(指示等がなくとも、一人前の仕事ができる段階)を上限として大学カリキュラムを設定しています。 食プロのレベル3認定までをカリキュラムとして開講している大学は全国でいくつかありますが、昨年、本学ではカリキュラムの中でレベル3を認定した全国で初めての大学となりました。  
【参考】全国初!大学カリキュラムによる食Pro.認定者誕生!(2019.07.01 本学HP)  https://www.rakuno.ac.jp/archives/3216.html