循環農学類の筥嵜大輔さんが第76回北海道家畜人工授精技術研修大会奨励賞を受賞
Date:2020.12.24
第76回北海道家畜人工授精技術研修大会が新型コロナウイルス感染症予防のために誌上による開催となり、全道各地より11題の発表がありました。循環農学類畜産衛生学研究室の筥嵜(はこざき)大輔さん(代表)が以下の演題にて奨励賞を受賞しました。 「ホルスタイン種雌牛への胃内留置型センサーの応用」 筥嵜 大輔、阿部 悠人、竹田 壮太、西村 あかり、葛巻 勇哉、嶋田 楓、北野菜奈、稲森 剛、髙橋 俊彦(循環農学類・畜産衛生学) 本研究は体温と活動量双方を測定する胃内留置型センサーを用いて、牛群管理への応用の可能性を本学酪農生産ステーションにて検証しました。感知情報精度は、分娩と発情で高く、体温は胃内温が腟温に比べて高いが、推移は同様であった。以上の結果より、胃内留置型センサーは牛群管理の効率化に応用可能であるということが示唆されました。 胃内留置センサーの応用に関する研究は非常に希少で、今後の応用につながる研究となりました。 今回は誌上開催ということで学生発表は1名でした、しかしコロナ禍の中、データをまとめ公表した価値は非常に高いことです。 日本中が感染症にて大変な状況の中、非常に嬉しい報告が出来てゼミ生全員で大喜びです!NEWS NO.29(2020年度)循環農学類の筥嵜大輔さんが第76回北海道家畜人工授精技術研修大会奨励賞を受賞
筥嵜大輔さん(循環農学類4年)のコメント
農食環境学群 循環農学類4年 畜産衛生学研究室筥嵜(はこざき)大輔さん
(帯広農業高校出身) 今回、コロナ禍の中で研究結果をまとめ、このような賞をいただくことができとても光栄に思います。研究実施にあたり、ご指導いただいた髙橋先生、ご協力いただいた酪農生産ステーション職員の皆様、畜産衛生学ゼミ生の方々に感謝致します。 卒業後は、ゼミでの学びを活かして実家の酪農業をしていきたいと思います。【参考】関連記事 ◆2020.09.30 未来の酪農家紹介「筥嵜牧場(北海道釧路市)筥嵜 大輔さん」(酪農ジャーナル電子版「酪農PLUS」) https://rp.rakuno.ac.jp/archives/journal/3282.html ◆2020.09.14 【釧路新聞】酪農の良さアピールを 白糠町の農業を考える会 大学生と意見交換(循環農学類 髙橋俊彦教授) https://www.rakuno.ac.jp/archives/11294.html ◆2019.11.07 FEDREC酪農生産ステーションの稲森剛主任技師が北海道家畜人工授精技術研修大会で発表 https://www.rakuno.ac.jp/archives/4725.html