2023年度「春の食生活改善運動 (100円朝食)」を実施

Date:2023.05.26

NEWS NO.8(2023年度)
2023年度「春の食生活改善運動 (100円朝食)」を実施

本学をはじめ、江別市内4大学・1短大の共同企画「春の食生活改善運動 100円朝食」が5月24日(水)から26日(金)の3日間で750食(各250食)を提供しました。
この取り組みは牛乳の消費拡大運動の一環として、学生に食生活を見つめ直すきっかけづくりにと、本学では2007年から始まり、毎年春と秋に実施してきました。コロナ禍の影響で2020・2021年度は中止されていたものの、昨年10月には3年ぶりに再開し通算27回目となります。

この100円朝食は、JA新しのつから米100kg、酪農学園ミルク産業活性化推進会議から健土健民牛乳(300ml)、同窓会、学生生活援護会などの支援から成り立っています。さらに今回、先着で各日50名に牛乳引き換え券(200円相当)を配付し、牛乳消費拡大を後押ししました。

朝食を抜くと疲れやすく、集中力が続かないという指摘や生活習慣病の引き金の一つになっているという指摘があることも踏まえ、一日の始まりのエネルギーをしっかりと摂取してもらい、勉学に励んでもらいたいという目的のもと、一汁三菜に健土健民牛乳(300ml)が付いた日替わりメニューが提供されました。

1日目(ロースかつ&オムレツ)

2日目(ハンバーグ&アジフライ)

3日目(白身魚フライ&豚肉生姜焼き)


初回からこの運動をサポートする食と健康学類の石井智美教授の研究室では、アンケート集計やゴミの仕分け、ポスター展示で食事や牛乳普及をPRしました。また、JA新しのつとの共同研究を進めていることから、ななつぼしとGABA(ギャバ)米混合100kgが提供され、今回の朝食に使用されました。
石井教授は「ごはんが少し黄色いのは、ななつぼしにGABA米を混ぜているため。GABA米100%だと価格が高くなりますが、安眠効果があるとの研究成果があり、健康に良いと注目されているので、この機会にぜひ試してみてほしい」と話しました。


当日の混雑緩和、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底して実施することで、多くの学生に栄養満点の朝食を提供することができました。

 

 

 

 

 

 

 


「朝練終わりです」と、いつも元気に応えてくれるラクロス部の部員たち

 

 

 

 

 

 

 


「朝練終わりで汗だく」と馬術部の部員たち      バイト仲間で、朝ごはん食べに行く約束をしました


獣医学類3年の門倉千紘さんは「朝食の量としてはこのくらいが調度良いと思います。今日は2限目からテストがあるので朝ごはんを食べてパワーアップしました」と、ごちそうさまのポーズ。埼玉県の実家を離れ、一人暮らしで自炊をしているが朝ごはんを食べるようにしていると話しました。

 



食と健康学類管理栄養士コース4年の田中柚季さん(写真右)は、「一人暮らしだと朝からバランスの取れた食事を作るのは大変なので、この3日間は積極的に利用しました」と話し、
同コース4年の木島早希さん(写真左)は「余市町の実家から始発で通学しているので、朝ごはんは朝5時に食べています。学校に着くころにはお腹がすくので、この時間帯にご飯が食べられるのはうれしいです。朝ごはんは絶対に食べないとダメです!1日のパワーが保てません」と、2人揃って笑顔でピース!

 

 

 

 


 


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