2024年度入学式を挙行

Date:2024.04.04

NEWS NO.2(2024年度)

2024年度入学式を挙行

酪農学園大学・大学院の2024年度の入学式が4月4日、本学健民館2(体育館)にて行われ、新入生655名を迎えました。

式典は、小林昭博大学宗教主任の司式のもとキリスト教の礼拝形式で行われました。
オルガンの前奏、招詞、聖書「コリントの信徒への手紙 13章1~13節」の朗読と続き、祝福と導きを祈りました。

小林昭博 宗教主任

聖書朗読:たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも、愛がなければ、わたしは騒がしいどら、やかましいシンバル。たとえ、預言する賜物を持ち、あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも、たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなければ、無に等しい。全財産を貧しい人々のために使い尽くそうとも、誇ろうとしてわが身を死に引き渡そうとも、愛がなければ、わたしに何の益もない。愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。不義を喜ばず、真実を喜ぶ。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。愛は決して滅びない。預言は廃れ、異言はやみ、知識は廃れよう、わたしたちの知識は一部分、預言も一部分だから。完全なものが来たときには、部分的なものは廃れよう。幼子だったとき、わたしは幼子のように話し、幼子のように思い、幼子のように考えていた。成人した今、幼子のことを棄てた。わたしたちは、今は、鏡におぼろに映ったものを見ている。だがそのときには、顔と顔とを合わせて見ることになる。わたしは、今は一部しか知らなくとも、そのときには、はっきり知られているようにはっきり知ることになる。それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。(コリントの信徒への手紙13章1〜13節)

岩野英知 学長

岩野学長は式辞の中で「本学の教育の根幹である三愛主義、その中の一つ、人を愛するということです。この場合の愛とは、恋愛感情の愛だけではなく、自分を含めた全ての人を受け入れる、そういう意味です。世界中で多くの紛争が絶え間なく続いている今日、我々は、人を愛し、そして受け入れる、そういう視点を改めて大事にしなくてはならないと思います。それは、我々の日常においても、多くの人間関係の中で悩み、疲労困憊することもあるでしょう。そういった時に、相手を、そして自分を受け入れることができれば、状況は大きく改善できることと思います。
難しいことだと思いますが、ぜひ、自他共に受け入れて、何より自分のことも大事にしてください。」と述べました。
※全文はこちらから⇒https://www.rakuno.ac.jp/archives/32542.html

髙島英也 理事長

髙島理事長は「新入学生の皆さんと向き合っていると、保護者の皆さまのここまでの励ましや愛情があってこそ、今の皆さんの目の輝きがあると思いますので、こうして皆さんと喜びとこれからの希望を分かち合えることに心から感謝申し上げます。ありがとうございます。みなさんには、酪農学園大学での学び、行動することで、社会に出てから人一倍逞しくなってほしいと願っています。また、勉強ができること、運動能力が優れていることが「優秀」ではなく、優しさに秀でた真の優秀さを備えたたくましい人材になってほしい。」と述べました。






 

【参考】関連記事
◆2023.04.05「2023年度入学式を挙行」
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/27162.html
◆2022.04.05「2022年度入学式を挙行」
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/21152.html