2023年度入学式を挙行

Date:2023.04.05

NEWS NO.1(2023年度)

20023年度入学式を挙行

酪農学園大学・大学院の2023年度の入学式が4月5日、本学健民館2にて行われ、新入生657名を迎えました。
今年度も昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、感染防止対策を講じたうえで、学類・研究科別に午前・午後の2部制で行いました。また、プログラムを縮小し、式典の時間を短縮して実施いたしました。

式典は、小林昭博大学宗教主任の司式のもとキリスト教の礼拝形式で行われました。
オルガンの前奏、招詞、聖書「エフェソの信徒への手紙 2章14~22節」の朗読と続き、祝福と導きを祈りました。

小林昭博宗教主任

聖書朗読:実に、キリストはわたしたちの平和であります。二つのものを一つにし、御自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し、規則と戒律ずくめの律法を廃棄されました。こうしてキリストは、双方を御自分において一人の新しい人に造り上げて平
和を実現し、十字架を通して、両者を一つの体として神と和解させ、十字架によって敵意を滅ぼされました。キリストはおいでになり、遠く離れているあなたがたにも、また、近くにいる人々にも、平和の福音を告げ知しらせられました。それで、このキリストによってわたしたち両方の者が一つの霊に結ばれて、御父に近づくことができるのです。従したがって、あなたがたはもはや、外国人でも寄留者でもなく、聖なる民に属する者、神の家族であり、使徒や預言者という土台の上に建てられています。そのかなめ石はキリスト・イエス御自身であり、キリストにおいて、この建物全体は組くみ合わわされて成長し、主における聖なる神殿となります。キリストにおいて、あなたがたも共に建てられ、霊の働きによって神の住すまいとなるのです。(エフェソの信徒への手紙 2章14〜22節)

堂地修学長

堂地学長は式辞の中で「日本の農業は、これまで経験したことのない厳しい状況に置かれています。畜産においては、飼料や燃料等の資材費の異常な高騰が続き、経営が続けられず、離農する農家が急増しています。畑作や水田農家も同じ状況に置かれています。そして、農業に関係する団体や企業にも深刻な影響を与えています。今日、安定的な食料生産の重要性が、ますます増してきています。日本においても、食料の自給率向上が、一段と重要な課題になることは確実です。このような時こそ「農・食・環境・生命」について学ぶ、私たち酪農学園大学の社会的役割は、実に大きいものがあります。とりわけ食料生産と環境との共生に関わる研究分野においては、その役割は極めて大きいと思います」と本学の使命を強調しました。
※全文はこちらから⇒https://www.rakuno.ac.jp/archives/27156.html

谷山弘行理事長

谷山理事長は「酪農学園は1933年、北海道農民の浄財を基に黒澤酉蔵が設立しました。酪農を主とした農業振興を支える人材の育成を目的としました。建学の精神は「三愛主義」、神を愛し、人を愛し、土を愛す、の教えであります。そして、この教えの具体的展開を「健土建民」の思想で著しました。学園は、主に保護者の皆様からいただく学納金によって運営をしております。学生のみなさんが満足できる教育の展開をお約束いたします。今後とも、皆さまには変わらぬご支援を切にお願い申し上げる次第でございます」とあいさつし、「酪農学園大学は大学附属とわの森三愛高等学校との接続教育を視野に入れた活動も展開してきました。今年は93名の仲間を迎え、共に勉学に励んで頂きたいと思います」と述べました。







 

 

 


 


【参考】関連記事
◆2022.04.05「2022年度入学式を挙行」
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/21152.html
◆2021.04.05「2021年度入学式を挙行」
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/14338.html