本学の乳牛が第16回全日本ホルスタイン共進会へ出場決定 -自家生産牛としては本学初の快挙-
Date:2025.10.02
NEWS NO.61(2025年度)本学の乳牛が第16回全日本ホルスタイン共進会へ出場決定
-自家生産牛としては本学初の快挙-
9月19日(金)、北海道安平町の北海道ホルスタイン共進会場にて開催された「第3回石狩・空知ホルスタイン共進会」において、本学の乳牛が1部で1等賞、3部で2等賞を獲得し、来たる「第16回全日本ホルスタイン共進会」への出場牛として2頭が選抜されました。
本学の乳牛が全日本ホルスタイン共進会に出場するのは、10年前に購入牛で出場した以来であり、自家生産牛としては初の快挙です。全国の大学農場でも唯一の出場とみられ、日々の改良と飼養管理の成果が大きく実を結んだ結果といえます。
今回の選抜は、酪農生産ステーションの技師をはじめ、日々の世話や共進会に向けて準備を進めてきた学生サークル「乳牛研究会」の努力によって成し遂げられました。

「ドルビック ポテトサラダ ミル号」と乳牛研究会の学生たち
出場結果
<部門:第1部 Jサイア カーフクラス(10-13か月未満)> 1位(全日本ホルスタイン共進会へ出場)
・ドルビック ポテトサラダ ミル号 令和6年10月27日生まれ
<部門:第3部 未経産ジュニアミドルクラス(14-16か月未満)> 2位(全日本ホルスタイン共進会 補欠)
・RGU J シーハ ジェニー号 令和6年6月26日生まれ

共進会 審査の様子①(ドルビック ポテトサラダ ミル号と乳牛研究会の瀨川凜華さん)
【技師および学生のコメント】
FEDREC(酪農生産ステーション)技師 稲盛 剛さん
「大学として全国共進会に出場することは容易なことではありません。その中で学生たちが一丸となって取り組んでくれたことを、大変誇らしく思います。今回の快挙は、学生たちの努力の結晶です。ぜひ温かく称えていただけますと幸いです。」
乳牛研究会 瀨川凜華さん(循環農学類4年生/島根県立出雲農林高等学校 出身)
「多くの方に支えていただき、今回の結果を残すことができとても嬉しく思います。次の目標は日本一です。後悔の無いように、これからも活動を続けていきます。」

共進会 審査の様子②
全国大会となる「第16回全日本ホルスタイン共進会」は、2025年10月25日(土)、26日(日)に今大会と同じ安平町の北海道ホルスタイン共進会場にて開催され、全国から約400頭の乳牛が集い、日本一を競います。本学の技師および学生がさらなる高みを目指して出場します。
【関連記事】
◆2025.08.19「[プレスリリース]酪農学園大学が最先端のロボット牛舎を新築 ―学生が未来型酪農を実践的に学べる教育環境を整備―」
https://www.rakuno.ac.jp/archives/39600.html
◆2025.05.09「乳牛体型審査でエクセレント!!本学園酪農生産ステーションで飼育している乳牛が最高ランクの称号を獲得」
https://www.rakuno.ac.jp/archives/37547.html
【参考】関連リンク
◆乳牛研究会
https://www.rakuno.ac.jp/archives/club/1471.html
◆フィールド教育研究センター酪農生産ステーション
https://www.rakuno.ac.jp/outline/farm.htm