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本学の教員と学生が獣医学会で受賞

2018.10.29ニュース

NEWS NO.63(2018年度)

本学の教員と学生が獣医学会で受賞

9月26日に北海道大学百年記念会館にて開催された「平成30年度獣医学術北海道地区学会」の優秀発表受賞者として、本学の獣医衛生学ユニット(樋口豪紀教授)から権平智助教が北海道地区学会長賞を、桑原あゆみさん(獣医学類6年)が奨励賞を受賞しました。また、同じく西航司さん(獣医学研究科獣医学専攻博士課程2年)が9月11日につくば国際会議場にて開催された「第161回日本獣医学会学術集会」において若手奨励賞を受賞しました。

左から桑原あゆみさん、西航司さん、権平智助教、樋口豪紀教授


桑原さんの発表の演題名は「乳汁由来Streptococcus uberisのPCR法を用いた新規検査技術の構築とその応用」であり、乳房炎の原因となるStreptococcus uberisを従来の培養法ではなく、PCR法を採用し、今までの半分ほどの時間で識別可能となる検査技術を確立したことについて発表を行いました。
桑原さんは、「研究の成果が形になってうれしいです。今後は牛の臨床獣医師の道に進み、乳房炎の防除に寄与していきたい」と話しました。

西さんの発表の演題名は「ウシ滑膜細胞における骨融解形成因子の同定およびその調節機構の解明」であり、子牛がマイコプラズマに感染して関節炎になり、骨が溶ける原因となる重要な物質を特定し、そのメカニズムを解明しました。そのことにより、将来的には新薬開発や治療への道筋をつけることが期待されています。
西さんは「口頭発表での受賞は初めてで、獣医衛生学研究室で行ってきた研究が認められ、プレゼンテーション能力についても評価されたことは、とてもうれしいです」と話しました。

権平助教の発表は、「Mycoplasma bovisにおけるエンロフロキサシン耐性遺伝子の迅速検出技術の開発とその応用」と題し、薬剤耐性菌が世界的に問題となっている中で、マイコプラズマ感染症に対する治療に効果があるか否かを判別する検査方法を開発しました。
従来の方法ではお金と時間がかかるため、新たな検査方法によって対応の仕方が変わり、効果がない投薬を低減させる効果が期待されています。マイコプラズマ感染症については、権平助教の博士号取得の研究テーマでもあり、今までの長年の研究成果の発表が評価されました。また、今回の受賞により、来年2月に横浜市で開催される「平成30年度日本獣医師会獣医学術学会」で発表を行います。

なお、それぞれの受賞学会名や演題は、以下の通りです。  ※発表要旨等から抜粋

1.平成30年度獣医学術北海道地区学会 日本産業動物獣医学会(北海道)

(1)北海道地区学会長賞

「Mycoplasma bovisにおけるエンロフロキサシン耐性遺伝子の迅速検出技術の開発とその応用」

○権平 智、西 航司、臼井 優、田村 豊、樋口豪紀

酪農大衛生・環境学

(2)奨励賞

「乳汁由来Streptococcus uberisのPCR法を用いた新規検査技術の構築とその応用」

○桑原あゆみ¹⁾、西 航司¹⁾、権平 智¹⁾、田村 豊²⁾、樋口豪紀¹⁾

1) 酪農大衛生・環境学

2) 酪農大動物薬教育研究センター

2.日本獣医学会学術集会 微生物学分科会(細菌)

(1)若手奨励賞

「ウシ滑膜細胞における骨融解形成因子の同定およびその調節機構の解明」

○西 航司1)、岡本真理子1)、権平 智1)、根布貴則1)、大塚浩通2)、藤木純平3)、岩野英知3)、樋口豪紀1)

1) 酪農大獣医衛生学ユニット

2) 酪農大生産動物内科学Ⅰユニット

3) 酪農大獣医生化学ユニット

 

 

 

 

 




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