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獣医保健看護学類生で初の2級認定牛削蹄師に合格

2018.11.29ニュース

NEWS NO.74(2018年度)

獣医保健看護学類生で初の2級認定牛削蹄師に合格

日本削蹄協会主催(北海道削蹄協会が協力)する「2級認定牛削蹄師認定講習会・認定試験」が9月5日・6日に北見市で行われ、獣医保健看護学類4年の山本理絵さんと岡野衣千花さんが合格しました。同学類の学生では学類開設以来初めてとなります。

ふたりは8月に人工授精師の資格も取得していて、卒業後は産業動物に特化した動物看護師として職に就きます。

本学の農場にて削蹄の練習をするふたり


受験には、今年度から獣医保健看護学類に新たに開設された生産動物看護研究室の菅野美樹夫教授と獣医学類・生産動物医療分野の阿部紀次助手が学科と実技の指導を行いました。

 

獣医保健看護学類
生産動物看護研究室
菅野 美樹夫 教授

 

「今年5月の連休明けから、学科・実技の試験対策を始めました。学科では解剖学や衛生学、畜産学など中心に、実技では酪農ステーションの育成牛を借りて、姿勢の診断、保定の方法、肢の上げ方練習(上の写真)、削蹄実習、刀の研ぎ方などを行いました。夏休み期間中も暑い中、ハエやアブを振り払い実習に専念しました。試験当日は胆振東部地震に見舞われ、開催そのものも危ぶまれましたが無事行われ、合格までなんとかたどり着きました。今回は単なる資格取得ではなく、本学における生産動物に特化した動物看護師養成の第一歩です」

 

 


 

獣医学類
生産動物医療分野
阿部 紀次 獣医臨床教授

 

「牛の臨床に関わる者として、知識の有無は重要です。牛の削蹄は大事な仕事です。蹄の状態が悪いと繁殖障害や乳量の低下の原因として影響を及ぼすことがあります。今回学んだことが農家や削蹄師、さまざまな人とのコミュニケーション、信頼につながっていくこともあるでしょう。きゃしゃな女子学生が3カ月で牛の足を上げられるようになりました。こういった一つひとつの経験が自信になると確信しています」

 

 

 


 

獣医保健看護学類4年

比較動物薬理研究室所属

山本 理絵さん

 

「3年生まで牛に関わることがなかったので、削蹄師の資格取得は難しいと思っていました。4年生になって菅野先生が着任されてから、牛に関われる環境へと変わりました。はじめは牛が怖くて、足を上げることができませんでした。それが次第にできるようになった喜びと、怖かった牛が今ではかわいくて仕方ありません。削蹄のこと学ぶようになってからは、実習先の農家でも牛の蹄が気になるようになり、これまでとは意識が変わりました。資格試験を通じて、この様な機会を与えていただいたことに心から感謝しています。卒業後は、産業動物の動物看護師として、いろいろな分野の方々と関わって技術や知識を吸収し、これからの仕事に生かしていきたいと思っています」と話しました。

 

 

 


 

獣医保健看護学類4年

動物集中管理研究室所属

岡野 衣千花さん

 

「これまで獣医保健看護学類では伴侶動物との関わりが多い反面、牛に触れる機会が少なかったので、生産動物の動物看護師として就職したときに農家さんと対等に話せるか不安がありました。今では牛の扱いにも慣れてきて、牛のことが好きになるほど行動が分かるようになり、牛の健康や安全を考えるようになりました。今後ここで学んだことを生かし、獣医師のアシスタントとして生産動物に特化した動物看護師になりたいと思っています」

 

 

 


学類初の2級認定牛削蹄師合格




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