2級認定牛削蹄師資格試験に22名が全員合格し合格証伝達式を開催
Date:2022.02.14
2022年2月10日(木)に2級認定牛削蹄師資格試験の合格証伝達式が開催されました。髙橋俊彦副学長、菅野美樹夫教授(獣医保健看護学類 動物医療学ユニット)、阿部紀次臨床教授(獣医学類 生産動物医療分野)、林英明教授(獣医保健看護学類 動物生命科学ユニット)が出席し、代表して髙橋副学長から合格者22名(うち11名が女子学生)へ合格証が伝達されました。2級認定牛削蹄師資格講習会・認定試験について、林英明教授よりご報告いただきましたので掲載します。NEWS NO.65(2021年度)2級認定牛削蹄師資格試験に22名が全員合格し合格証伝達式を開催

(文責 林英明教授)
安藤利子さん(循環農学類4年)のコメント

安藤利子さん
(北鎌倉女子学園高校出身) 小さいころから動物が好きで両親に牧場へ連れて行ってもらう機会が多かったため、牛について学びたいと考えるようになりました。牛といえば北海道が本場、そして、実践的に学ぶことができる酪農学園大学に進学を決めました。大学では1年生から搾乳のアルバイトをはじめ、1年後期からは、肉牛研究会に所属しました。肉牛研究会の先輩たちが削蹄師の資格を取って削蹄している姿を見て、自分も資格を取りたいと考えるようになりました。 その後、3年次からは畜産学コースに所属して、大学の授業でもより専門的に牛について学ぶことができました。削蹄師のほかに、人工授精(AI)と受精卵移植(ET)の資格も取りました。3つの資格はそれぞれ密接に関わっていて、繋がっていることを実感しています。 削蹄では、単独保定にこだわりを持っています。牛の行動を正確に理解し、技術がなければ、自分の体重の何倍にもなる牛の足を持つことはできません。削蹄師の久津間先生、大学の先生方、そして、先輩方のサポートがあって資格を取得することができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 卒業後は、栃木県に本社があるJETファーム(代表:篠田教雄さん)に就職します。偶然にも酪農学園大学卒業生が経営する牧場で、しかも同じゼミ出身の方が代表をされていると後から森田先生に聞き、とても驚くとともにご縁を感じました。卒業後も在学中に取得した3つの資格をいかしながら、牛に携わっていくことができたらと考えています。















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