伊藤 哲治

環境共生学類

伊藤 哲治 いとう てつじ

講師

研究室番号
B1-209

教員・研究室

取得学位 博士(生物資源科学)
研究室・ユニット名 野生鳥獣管理学
研究テーマ 野外での調査・活動を通じて、鳥獣管理のための知見を得る
学びのキーワード 野生動物鳥獣管理フィールドワークDNA分析被害対策地域交流
教育・研究への取り組み 現在、人と野生動物の軋轢が大きな問題となっています。問題を解決・改善に導くには、様々な視点で問題について調べる必要があります。本研究室は、野外調査で得られた野生動物の様々な情報・試料から、鳥獣管理のための情報を得て、管理の方向性を探ります。また、被害対策や普及啓発を通じて、人と野生動物の軋轢問題の改善を試みます。
受験生へのメッセージ 対象の動物は、ヒグマ・ツキノワグマ・シカ・アライグマなどの大・中型哺乳類を対象として、痕跡調査・センサーカメラ調査・遺伝分析・捕獲・ラジオテレメトリー調査などを行っています。野生動物に興味があり、将来において関わっていきたいと強く思う方は、見学してに来てください。本研究室は、チームワークとコミュニケーションを大切に活動しております。
研究室探訪

研究シーズ

研究キーワード 野生動物 鳥獣管理 被害対策
野生動物の管理に必要な研究と人材育成と技術開発
研究の概要・特徴

 現在、人と野生動物の軋轢が大きな問題となっています。その問題を解決・改善に導くには、様々な視点や専門性でその問題について調べる必要があります。私たちの大学では、野生動物に関する研究室が他の大学に比べて多くあり、多様な専門性をもって、野生動物について学ぶことができる機会が得られます。その中で、私の研究室では、フィールドワークで得られた野生動物の様々な情報や試料から、鳥獣管理のための情報を得て、野生動物管理の方向性を探るための研究を行っています。また、被害対策や普及啓発を通じて、人と野生動物の軋轢問題の改善を試みる活動をしています。
 現在の対象の動物は、ヒグマ・アライグマ・エゾシカ・カモシカを対象に調査・研究を行っています。

研究室紹介 Yutube動画
https://youtu.be/PFsKJfkt7-I

産業界等へのアピールポイント(用途・応用例等)

 野生動物の農業被害や人身被害などは、現在大きな問題となっています。地域の過疎化、社会全体の高齢化、圃場の作業の機械化などに伴い、野生動物に対する人の圧力が弱まっている中、継続的・効率良く・手間のかからない対策方法、対策を実施する人材の育成および体制の構築が求められています。
 対策方法に関しては、新しい技術とともに如何に労力を軽減できるかがポイントとなっていますので、新しいアィディアのもと科学的に根拠のある新しい被害対策を開発できればと考えております。