森  夏節

環境共生学類

森  夏節 もり かおり

教授

研究室番号
A1-201

教員・研究室

取得学位 経済学士
研究室・ユニット名 フィールド情報学
研究テーマ フィールドから得られたデータを分析、解析し、 明らかとなった諸問題を情報技術を用いて解決する
学びのキーワード ⅠT化と環境環境問題地理情報システム地球環境環境教育情報技術の習得
教育・研究への取り組み フィールド情報学とはフィールドで得られた情報を→モデル化し→問題の解決、効率化、意思決定に導く学問と言えます。環境をとりまく色々な問題をITの活用によって解決、あるいはITを用いて分析や解析をする研究をおこなっています。
受験生へのメッセージ フィールド情報学の「フィールド」は、大学がある江別市、北海道だけではなく、東南アジアも対象にしています。なぜなら環境問題に国境はなく一国だけで解決することができないからです。
また、研究対象は自然環境だけではなく私たち人間を取り巻く社会環境(ストレスなど)にも目を向けています。これまで研究室の学生たちが取組んだ研究や卒業論文を紹介します。
・ipadを用いた環境教材の作成
・札幌市円山動物園のIT機器を使った動物情報の発信
・札幌市の植樹枡(道路にある花壇)の調査と環境評価
・大通り公園のポイ捨ての調査と適正なごみ箱の位置の考察
・IT機器を用いる事のストレス調査(唾液からストレスホルモンの測定)
・土地利用の変化にともなう自然の減少をGISを用いて測定、評価
・内モンゴル(中国)における植生調査と植林後の評価
・ブルネイ-熱帯雨林-における植物調査

研究シーズ

研究キーワード IT化社会の環境負荷 GIS 情報教育
IT化社会における環境負荷に関する諸問題
研究の概要・特徴

IT化社会は私たちの生活を大きく変革し利便性をもたらしたが、その一方で自然環境、社会環境の両面に負荷を与えています。例えばIT機器の製造に用いられるエネルギー消費、リサイクルが進まず廃棄物となっていくデバイス、希少鉱石の産地の自然環境の破壊、IT弱者への格差増長、ネット依存、SNSで繰り広げられるイジメなどがあげられます。
このような諸問題についてファクトをもって明らかにするとともに、ITを用いて解決する策について研究をしています。
また、環境問題には国境がなく海外との情報共有も行っています。中国内モンゴル、韓国の大学とも時に行動をともにしています。

内モンゴルでの植林作業 内モンゴルでの植林作業
高齢化した地域にオンデマンドバスのシステムを構築 高齢化した地域にオンデマンドバスのシステムを構築