学内の旧30番圃場にブドウ苗用の支柱を立てる作業を実施
Date:2021.05.06
2021年4月28日(水)に、北海道ワイン株式会社営農部の小林千洋次長をお招きして、学内の旧30番圃場にブドウ苗用の支柱を立てる作業などを行いました。大学院酪農学研究科の特別講義(実習)としても位置付けられており、食品栄養科学専攻修士課程の大学院生や課外活動団体のワインサークルROWP(ロープ)の学生も参加し、小林さんからブドウ栽培・管理に関する指導を受けました。作物生産ステーションの技師の方々に支援していただきました。 30番圃場には、赤ワイン品種のピノ・ノワールとロンドがそれぞれ植栽されています。冬の間、雪の下で越冬したブドウ苗は、一部、ネズミにかじられた箇所がありましたが、ほとんどの苗が無事に春を迎えることができました。ピノ・ノワールは2016年から作物生産ステーション温室の隣で栽培されていましたが、2019年に旧30番圃場へ移植されて現在に至ります。その際、圃場の面積が広くなったことから、空いているスペースに新たにロンドの植栽を開始しています。今回の作業はロンド苗が大きく育ってきたため、枝を誘引するためのワイヤーを張り、垣根栽培を行うため支柱を立てる作業が中心となりました。また、あわせて酪農生産ステーション横のキャンベルとヒムロッドの枝上げ作業も実施しました。 本学のワインはキャンベルを用いたロゼのみですが、ロンドが実をつけて収穫できるようになれば、いずれは赤ワインもできる日が近いかもしれません。ブドウ苗の管理は10月頃まで続きます。NEWS NO.5(2021年度)
学内の旧30番圃場にブドウ苗用の支柱を立てる作業を実施
【参考】関連記事
◆2021.02.26 【全私学新聞】サークルで育てたブドウのワイン/原料に赤ビートやホエイ 大学内で進む独自の酒造り(食と健康学類 山口昭弘教授、阿部茂教授、ワインサークルROWP)
https://www.rakuno.ac.jp/archives/13666.html
◆2021.01.20 本学食と健康学類の亀田くるみさんが世界初となるホエイ酒の製品化に取り組んでいます
https://www.rakuno.ac.jp/archives/13122.html
◆2020.11.27 酪農学園大学ワイン2020完成報告会を開催
https://www.rakuno.ac.jp/archives/12408.html
◆2020.10.19 本学ワインサークル“ROWP”が今年度のブドウの収穫を実施
https://www.rakuno.ac.jp/archives/11648.html
◆2020.06.09 世界初! 赤ビートワインを学内の野生酵母を使って製品化に成功!
https://www.rakuno.ac.jp/archives/10185.html