学生サークル・肉牛研究会が出荷祭を開催
Date:2024.11.11
NEWS No.38(2024年度)
自分たちで育てた和牛肉販売
学生サークル・肉牛研究会が出荷祭を開催
本学の学生サークル「肉牛(にくうし)研究会」が5月30日、自分たちで育てた肥育牛の黒毛和種「まつぼっくり」(未経産牛20カ月)を出荷しました。今回は早期出荷となったため枝肉重量は342Kgとやや少な目でしたが、肉質等級はA-4と評価されました。
出荷した牛の肉は、一部を「牛パン」として白樺祭で販売。残り大半を部位ごとに真空パックされたテーブルミート用として、10月9日から11日までの3日間、構内で出荷祭を行い予約販売しました。このシステムにすることで商品が手元になくても売り上げの見通しがつき、在庫管理や発送が一括でできるため作業の効率化がよく売れ残りを防ぐ効果があります。出荷祭を秋に行うのは1年ぶりで、上質な国産牛肉が手ごろな値段で味わえるとあって学生に好評でした。
肉の受け取りは10月15日・16日の2日間、食肉加工実習室にて実施されました。
昨年から2年連続で白樺祭で「牛パン」を販売し、地元新聞などに取り上げられ人気を集めました。パンは江別市内にある「ほっぺぱん」のこっぺぱんに、すき焼き用の甘辛いたれで炒めた牛肉とレタスをサンドした牛パン1個600円を2日間で600食完売しました。両日ともに長蛇の列をつくり、販売開始から30分程で完売する盛況ぶりとなりました。
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肉牛研究会1967年設立。現在会員数36名。役職(会長、副会長、会計、監査、飼育課長、事業課長、企画課長)
構内に独自の牛舎を持ち、繁殖と肥育の一貫経営を行う。
現在は繁殖牛(黒毛和牛)6頭、育成牛(黒毛和牛)5頭、肥育牛(黒毛和牛)1頭、アンガス牛・ヘレフォードのF1(交雑種)1頭の飼養管理を行う。
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幌延町の生まれで実家は酪農経営をしています。肉牛について知識がなかったので、繁殖から肥育まで自分たちで見られるサークルは魅力的だと思い1年のときに入会しました。一昨年から活動再開し、白樺祭での「牛パン」販売や出荷祭での課題も見えてきました。今度の方向性を肉研らしく取り組んでいければ良いと思います。
また、同会では地域貢献の一貫で年に2回(春・秋)に、堆肥を分けてほしいと希望する近隣住民に安く提供しています。自分たちの取り組みを地域の人に知ってもらう機会として歴代続けている行事の一つです。
【関連記事】参考
◇2023.06.26「学生サークル・肉牛研究会が白樺祭で牛パンを販売!」
https://www.rakuno.ac.jp/archives/28218.html
◇2019.12.02「肉牛研究会が出荷祭を開催」
https://www.rakuno.ac.jp/archives/7050.html
◇2018.11.15「本学肉牛研究会が出荷祭を開催」
https://www.rakuno.ac.jp/archives/4903.html
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(※肉の発注は受け付けていません)
HP:https://www.rakuno.ac.jp/archives/club/1483.html
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