正木  卓

循環農学類

正木  卓 まさき すぐる

准教授

研究室番号
A3-404

教員・研究室

取得学位 博士(農学)
研究室・ユニット名 農食法制度論
研究テーマ 農業・農村・食料を支える法制度のあり方を考える
学びのキーワード 農業関連法制度農業経済学農業政策農村社会地域連携
教育・研究への取り組み 農政をめぐる状況が大きく変化するなかで、農地、農協、金融、種苗、土地改良など農業を支える法制度も見直しが行われています。本研究室では、農業・農村・食料に関する法制度の全体像を理解し、農業経営及び農業生産を支える法制度のあり方について考察することを研究課題としています。
受験生へのメッセージ みなさんは、「種子法」という法律が廃止されたことをご存知ですか?種子法とは米や麦、大豆といった主要作物について、優良種子の安定的な生産と普及を「国が果たすべき役割」と定めた法律です。こうした農業に関連する法律が廃止・改正されることによって、日本の農業と国民の食生活にどういった影響が及ぶのか?是非、現場を歩きながら一緒に考えてみましょう。

研究シーズ

研究キーワード 農業法制度 協同組合 地域連携
農業・農村・食料を支える法制度のあり方を検討
研究の概要・特徴

農政をめぐる状況が大きく変化する中で、農地制度や農協制度を中心とした農業・農村を目に見えないかたちで支えてきた制度、団体の機能について再検討し、農業経営及び農業生産を支える制度のあり方について考察することを研究課題としている。具体的には、地域農業の維持を目的に担い手不足あるいは不在による農地管理を、どのような地域営農システムでカバーすべきか、さらには新たな地域農業の担い手として位置づけられる新規就農者に対して、経営的に成り立つ地域支援(資金・技術・産地育成)施策の検討を進めている。

産業界等へのアピールポイント(用途・応用例等)

農地・農業団体、食の安全に関する法律や制度のあり方を検討し、新たな地域営農システムの構築は行う。また、地方創生の動きの中で社会的課題を解決する行政以外の担い手として、住民自らがビジネスとして積極的に事業性を確保しつつ解決しようとする活動(ソーシャルビジネス)についても検討する。