
取得学位 | 博士(獣医学) |
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研究室・ユニット名 | 獣医病理学 |
研究キーワード | 動物 健常眼球 眼疾患/眼病理 |
動物における健常眼球の構造についての基礎的研究および眼疾患の病理組織学的研究
研究の概要・特徴
眼球は、五感の一つである「視覚」をつかさどる器官です。他の臓器同様に、動物の眼球においても先天性・感染性・免疫介在性・炎症性・腫瘍性・加齢性など多岐に渡る疾患が発生することが知られています。様々な眼疾患の報告がなされている一方で、未だにその原因や病態が明らかになっていないものも数多くあります。病理解剖に供された動物眼球の検索や、疾患により摘出された眼球の病理診断を通じて得られた情報から、様々な動物種における眼の健常構造の特徴を明らかにする基礎的研究と共に、発生した眼疾患について病態解明を目指した研究を行っています。
<現在の研究内容>
①イヌの毛様体腫瘍 ②ネコの眼内腫瘍 ③クマの毛様体における加齢性病変
④ウマの網膜における加齢性病変
産業界等へのアピールポイント(用途・応用例等)
大動物・小動物問わず様々な動物種の眼球疾患を対象としています。疾患の病態解明には、同様の疾患の診断を通じて数多くの症例を確保する必要があります。眼球の病理診断をご要望の際には、お気軽にご連絡をください(y-sano (at) rakuno.ac.jp ※送信時には、(at)を@に置き換えてください)。