臼井  優

獣医学類

臼井  優 うすい まさる

教授

研究室番号
A4-201

教員・研究室

取得学位 博士(獣医学)
研究室・ユニット名 食品衛生学
研究テーマ 動物由来薬剤耐性菌の環境やヒトへの伝播機構の解明とその対策
学びのキーワード 細菌人獣共通感染症公衆衛生食品衛生学
教育・研究への取り組み 主な研究テーマは、薬剤耐性菌の研究で、これまで調査成績の少ない食品や環境(野生動物や畜産廃棄物を含む)さらには伴侶動物の耐性菌調査を実施し、生態系での耐性菌の循環という視点で、ヒトへの伝播経路の解明に努力しています。 さらに、耐性菌の実態解明にとどまらず、耐性菌対策につながるメカニズムの解明に関しての研究も行っています。
受験生へのメッセージ 私たちの研究室が取り組む薬剤耐性菌問題(細菌に対して薬が効かなくなる問題)は、今後の世界で脅威となり得る大きな問題です。獣医師の立場から、動物、ヒト、環境の健康を守るため、一緒に大きな問題に立ち向かいましょう。
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研究室探訪

研究シーズ

研究キーワード 薬剤耐性菌 ワンヘルス
動物由来薬剤耐性菌制御のための手法の開発
研究の概要・特徴

動物で使用される抗菌薬により、動物において薬剤耐性菌/耐性遺伝子が選択されることが問題となっている。動物由来薬剤耐性菌の制御のためには、環境を含めたワンヘルスアプローチが必要とされている。
我々は、薬剤耐性菌/耐性遺伝子の制御のため、モニタリングから具体的な対策までを対象として研究を進めている。
モニタリングについては、畜産環境を含めた耐性菌/耐性遺伝子の検出と定量をおこなっている。対策として、耐性菌/耐性遺伝子の迅速検出法、畜産廃棄物の有効な処理法の開発などを行なっている。

研究の目的と方向性 研究の目的と方向性
産業界等へのアピールポイント(用途・応用例等)

薬剤耐性菌対策が社会的に必要とされる中、対策までを具体的に実施していくことは社会的意義が非常に大きい。