吉中 厚裕

環境共生学類

吉中 厚裕 よしなか あつひろ

教授 環境共生学類長

研究室番号
中央館 912

教員・研究室

取得学位 学術修士
理学士
研究室・ユニット名 国際理解学
研究テーマ 持続可能な社会実現のための「地球」と「地域」両視点の尊重と統合
学びのキーワード 生物多様性フィールドワーク地球環境環境政策自然資源の保護・利用地域社会
教育・研究への取り組み 自然と共生した持続可能な社会の実現に向けて、異文化・国際理解、国際環境ガバナンス(環境関連条約)、国連システム、国際協力、持続可能な開発目標などを切り口として、北海道や国内外の具体的な事例を題材に、地球規模の視点と各地域特有の課題との関係性の強化に資する実際的かつ行動指向型な教育・研究を行っています。
受験生へのメッセージ 北海道には「世界につながるどこでもドア」がたくさん存在しています。そのドアを探して、開けて、覗いて、世界に飛び出してみませんか?具体的なフィールド・地域を題材として、地球規模の課題と地域との関係性を探り強化することで、各地域が抱えている課題に対する最適な解を、地域の人たち自らが見つけだすことをお手伝いしたい。Come and join us!

研究シーズ

研究キーワード 地球環境 多様性 環境政策
地球規模の課題の地域での実践・地域の課題の地球規模での展開
研究の概要・特徴

 自然と共生した持続可能な社会の実現に向けて、異文化・国際理解、国際環境ガバナンス(環境関連条約)、国連システム、国際協力、持続可能な開発目標などを切り口として、北海道や国内外の具体的な事例を題材に、地球規模の視点と各地域特有の課題との関係性の強化に資する、実際的かつ行動指向型な教育・研究を行っています。
 北海道の具体的なフィールド・地域を題材として、地球規模の課題との関係性を探り強化することで、地域の課題に対する最適な解を、地域の人たち自らが見つけだすことに寄与したいと考えています。

「地球」と「地域」双方の視点
• 異文化理解や国際理解の促進  • 地域レベルでの国際協力の推進  • 地域レベルの活動と地球規模の問題との関係性の強化

包括的かつ分野横断的手法協働・連携の推進
• 教育研究機関   • 政府機関   • NGOs, CSOs  • 国際機関   • 環境関連条約   • SDGs

実際的かつ行動指向
• MEAs(多国間環境協定・条約)の間での連携・調整と現場での適用
• ラムサール条約登録湿地や世界遺産地域
• 農林水産業や観光業等と自然環境保全との両立・軋轢の事例
• 市民レベルの国際交流の事例

ケニアで、野生生物と観光との関係について考える ケニアで、野生生物と観光との関係について考える
カナダで、世界自然遺産と先住民との関係について考える カナダで、世界自然遺産と先住民との関係について考える
阿寒摩周国立公園でアドベンチャーツーリズムについて考える 阿寒摩周国立公園でアドベンチャーツーリズムについて考える
産業界等へのアピールポイント(用途・応用例等)

個人や団体、企業、産業界の方々が抱えている具体的、属地的、直接的な課題の解決に向けて、地球規模の課題や視点、枠組みとの関係性を探り強化することで、喫緊の課題に対する最適な解を、自らが見つけだすことが可能となるよう、教育・研究両面で寄与したいと考えています。

教育の面では、多様な視点や考え方を理解、尊重できる人材の輩出に努めており、卒業生は国内外の多様な分野で活躍しています。

研究の面では、具体的な課題やその解決に向けた取り組みについて、地球 と地域との関係性を探り強化することで、最適な解を地域の人たち自らが見つけだすにはどのような仕組みが有効か、その仕組みを機能させるには何が必要か、何が障害となっているのか等々、地域の方達と一緒に取り組んでいます。