杉村留美子

食と健康学類

杉村留美子 すぎむら るみこ

准教授

研究室番号
C3-303

教員・研究室

取得学位 博士(水産科学)
研究室・ユニット名 栄養教育学
研究テーマ 行動科学理論に基づく栄養教育、食行動変容の促しに関する研究
学びのキーワード 管理栄養士栄養教育行動科学食習慣食行動健康の維持・増進
教育・研究への取り組み 食の選択は栄養素の欠乏と過剰の両極性を合わせ持ち、健康の維持や疾病のリスクへと影響を及ぼします。健康情報に溢れ、容易に食を手に入れることができる現代の食環境において食の選択は複雑で多様であります。本研究室では、食選択の決定を支援するための方法論を検討し、行動科学を用いてヒトの食行動がどのように変容するかを研究テーマとして、動機づけやスキルを高めるための栄養教育研究に取り組んでいます。
受験生へのメッセージ 新型コロナの影響で「おうちごはん」の機会が多くなりました。毎日の食事を楽しみな場面にしたいものです。美味しくて健康的な食事とはどのような栄養のバランスを指すのでしょうか。これらは「栄養学」という学問で説明することができます。野菜の色はどんな栄養があるの?健康的に痩せるためには何を食べるとよい?管理栄養士として栄養カウンセリングを取り入れるには?栄養学はおもしろい!酪農学園大学で一緒に学びませんか。
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研究室探訪

研究シーズ

研究キーワード 分割食 血糖値スパイク 持続血糖モニター
分割食が食後血糖値に及ぼす影響
研究の概要・特徴

夜遅い時間に食事をとる生活スタイルは、肥満や生活習慣病を発症しやすいことが知られており、夕食を分割して食べる分割食に置き換えることで、血糖変動幅、食後血糖ピーク値、血糖上昇曲線下面積が低下した報告があります(2019,今井ら )。
しかし、勤務中に分割食としての食事を摂取することは困難な場合が多く、現在、だれもが手軽に摂取できる飲料等を分割食として、主成分の違いによる血糖値変化の比較を試みております。

主成分の異なるドリンクを分割食として比較 主成分の異なるドリンクを分割食として比較
産業界等へのアピールポイント(用途・応用例等)

持続血糖モニターは、手軽に血糖推移をモニタリングできる装置であることから、糖尿病患者に限らず、健常者の健康管理においても今後活用が増えていくことが考えられます。