若槻あゆみ

獣医学類

若槻あゆみ わかつき あゆみ

講師

研究室番号
動物医療センター 3F教員室

教員・研究室

研究室・ユニット名 伴侶動物外科学
教育・研究への取り組み 私は伴侶動物外科学ユニットにおいて、外科手術を受ける症例の周術期管理・入院管理を担当しております。私自身が手術を執刀することはありませんが、動物が少しでも良い状態で外科手術を受けられるように管理し、手術後は苦痛を感じることのないよう疼痛管理や早期に回復・退院するための栄養管理などを行っています。所属学生や病院獣医師には動物医療センターの診療業務に携わる中で、周術期管理・入院管理に必要な技術や知識を身につけていただくための教育を行っていきます。
受験生へのメッセージ 私が幼少期にイメージした「動物のお医者さん」と自分がなってみた「獣医さん」は、想像と全く違いました。
10人いれば10通りの獣医師としての働き方・活躍の仕方があって、決まった「型」のようなものはありません。
私自身色々な場所で色々な働き方をしてきましたが、動物が好き・動物の命を救いたい、という思いだけで今も現場で働いています。
同じ思いを持ったあなた、ぜひ酪農学園大学へ来てみませんか?
酪農学園大学にはあなたのやる気・想いに応えてくれる先輩・先生がたくさんいます。

研究シーズ

研究キーワード 周術期管理 集中治療 輸液・輸血療法
周術期管理の質の向上と入院管理システムの構築
研究の概要・特徴

周術期とは、手術が決定した時から、麻酔・手術が終了し、術後回復期間を経て退院、日常生活に戻るまでの一連の期間のことを指します。外科手術と周術期管理は切っても切り離せない関係であり、手術を安全に乗り切るためには術前から術後に至るまで動物の状態を正確に把握し、適切に対処することが必要になります。
人医療においてはERAS(enhanced recovery after surgery:術後早期回復)プロトコルが導入され始めるなど、周術期管理の重要性について注目が集まっている昨今、伴侶動物分野でもデータを蓄積し、エビデンスを元にした管理システムの構築をしていきたいと考えています。