教員・研究室
取得学位 | 博士(獣医学) |
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研究室・ユニット名 | 人獣共通感染症学 |
研究テーマ | 細菌性人獣共通感染症および節足動物媒介性ウイルス感染症に関する研究 |
学びのキーワード | 人獣共通感染症公衆衛生細菌ウイルス伴侶動物蚊・マダニ |
教育・研究への取り組み | 細菌性ならびにウイルス性の人獣共通感染症に関する調査・研究に取り組んでいます。アニマルセラピーに関わる飼い主さんと飼育動物の口腔内細菌叢における相互関連調査や、蚊などの節足動物によって媒介されるウイルスの感染メカニズム解明に向けた研究を進めています。 |
受験生へのメッセージ | 人獣共通感染症は文字通り動物もヒトも感染する病気で、感染症全体の6割ほどを占めています。伴侶動物や生産動物、あるいは節足動物を含む野生動物を対象とした研究を通じて、ヒトと動物、環境にとって、より良い社会“One World, One Health”実現に貢献できる『学び』を体験してみませんか。 |
研究シーズ
研究キーワード | 人獣共通感染症 病原細菌 口腔内細菌叢 |
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口腔内細菌叢調査、細菌性人獣共通感染症の疫学調査
研究の概要・特徴
細菌を原因とするヒトと動物に共通する感染症について研究しています。イヌやネコ、ウシといった動物や、蚊やダニなどの節足動物からヒトに感染する病気について、その病原体の分離や遺伝子検出などを行い、ヒトに対する感染症のリスク評価や公衆衛生の向上に寄与することを目指しています。高齢化社会におけるQOLの維持・向上に不可欠な口腔衛生に寄与する、口腔内細菌叢に関する調査を行っています。
産業界等へのアピールポイント(用途・応用例等)
高齢者の定義に関する医学的根拠は十分ではありません。口腔内細菌叢の観点から、高齢者における健康管理の指標となるような細菌種の同定・検出を目指しています。